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【セキュリティ日報】CVSS 10.0が2件・Oracle/SiteffinityほかCritical 29件 計200件

2026-06-05データソース: NVD, OSV, GHSA, JVN

対応判断サマリー

high対応必須
Oracle REST Data Services 認証バイパスによるシステム乗っ取り
CVE-2026-46840
Oracle Critical Patch Update(2026年5月)を適用
high対応必須
Progress Sitefinity 認証情報の平文露出
CVE-2026-7312
15.4.8630以降の修正済みバージョンへアップデート
high対応必須
CloudNativePG Kubernetes上のPostgreSQL権限昇格
CVE-2026-44477
1.29.1 または 1.28.3 以降へアップデート
high対応必須
Apache Camel メッセージヘッダーインジェクションによる RCE
CVE-2026-47323
4.19.0、4.18.2、4.14.6 のいずれかへアップデート
high対応必須
Mirasvit Magento Cache Warmer PHP オブジェクトインジェクション(CISA KEV)
CVE-2026-45247
バージョン 1.11.12 以降へアップデート
high対応必須
Samba 印刷サブシステム OS コマンドインジェクション
CVE-2026-4480
ディストリビューション提供パッチを適用(RHSA-2026:22644等)
high対応必須
IBM WebSphere Application Server リモートコード実行
CVE-2026-9311
IBM サポートページ(7274733)の修正を適用
high対応必須
MLflow ブラウザ経由のローカルコマンド実行(RCE)
CVE-2026-2611
mlflow 3.10.0 以降へアップデート
high対応必須
Jupyter Enterprise Gateway Kubernetes マニフェストインジェクション
CVE-2026-44182
jupyter_enterprise_gateway 3.3.0 以降へアップデート
high推奨
Keycloak セッション固定によるアカウント乗っ取り
CVE-2026-7507
Keycloak 26.6.2 以降へアップデート
CVENVDOracleApache CamelSambaIBM WebSphereMagentoKeycloak

本日の概況

2026年6月5日は、NVDで200件のCVEが公開・更新され、うちCriticalが29件と多めです。Progress SiteffinityとOracle REST Data ServicesにCVSS 10.0の脆弱性が報告されており、Apache Camel(CVE-2026-47323、CVSS 9.8)のメッセージヘッダーインジェクションによるRCEも注目されます。Mirasvit Full Page Cache Warmer(Magento 2用)のPHPオブジェクトインジェクション(CVE-2026-45247)はCISA KEVへの登録も確認されており、Magento 2環境の利用者は早急な確認が推奨されます。

本日の概要

指標数値
新規・更新CVE(NVD)200件
Critical(9.0+)29件
High(7.0-8.9)84件
Medium(4.0-6.9)76件
Low(0-3.9)7件
GHSA アドバイザリ362件
影響エコシステムnpm, PyPI, Maven, Go, Packagist, crates.io

Critical / High 脆弱性 詳細

CVE-2026-46840 — Oracle REST Data Services 認証バイパスによるシステム乗っ取り

  • CVSS スコア: 10.0(CRITICAL)
  • CWE: CWE-284(不適切なアクセス制御)、CWE-287(認証不備)、CWE-306(重要機能への認証なし)
  • 影響バージョン: Oracle REST Data Services 24.2.0〜26.1.0
  • 概要: Oracle REST Data Services の Backend-as-a-Service コンポーネントに認証バイパスの脆弱性が存在します。未認証の攻撃者がHTTPS経由でネットワークから容易にシステムを完全に掌握できる可能性があります(機密性・完全性・可用性すべてに影響)。スコープ変更(隣接製品への影響)を含むCVSS 10.0は最高スコアです。
  • 修正: Oracle Critical Patch Update(2026年5月)を適用してください。
  • 参考: Oracle Security Alerts(2026年5月) / NVD

CVE-2026-7312 — Progress Sitefinity 認証情報の平文露出

  • CVSS スコア: 10.0(CRITICAL)
  • CWE: CWE-522(不十分に保護された認証情報)
  • 影響バージョン: Sitefinity 14.0.7700〜14.4.8152、15.0.8200〜15.0.8234、15.1.8300〜15.1.8335、15.2.8400〜15.2.8441、15.3.8500〜15.3.8531、15.4.8600〜15.4.8630
  • 概要: Progress Sitefinity のウェブサービスにおいて、Sitefinity Insight サービスへの接続に使用される認証情報が平文で取得できる脆弱性です。未認証の遠隔攻撃者がこれを悪用できます。Sitefinity Insight との連携が有効な場合、かつ非デフォルト設定の場合に成立します。
  • 修正バージョン: 各系列の最新版(15.4.8630以降)へアップデート
  • 参考: Progress コミュニティ アドバイザリ / NVD

CVE-2026-44477 — CloudNativePG Kubernetes上のPostgreSQL スーパーユーザー権限昇格

  • CVSS スコア: 9.9(CRITICAL)
  • CWE: CWE-250(不必要な権限での実行)、CWE-426(信頼できない検索パス)
  • 影響バージョン: CloudNativePG 1.29.0 以前、1.28.2 以前
  • 概要: CloudNativePG のメトリクスエクスポーターが、PostgreSQL スーパーユーザー権限でUnixソケット接続を行い、その後 SET ROLE pg_monitor で権限を降格する実装です。しかし SET ROLEcurrent_user のみ変更し、session_user(postgres)が残ります。スクレイプセッション内でSQL式を評価できる攻撃者が RESET ROLE を呼び出してスーパーユーザー権限を復元し、COPY ... TO PROGRAM 経由でOSレベルのサブプロセスを起動できます。READ ONLY トランザクションフラグではこの経路をブロックできません。
  • 修正バージョン: 1.29.1 または 1.28.3 以降
  • 参考: GHSA-423p-g724-fr39 / NVD

CVE-2026-47323 — Apache Camel メッセージヘッダーインジェクションによる RCE

  • CVSS スコア: 9.8(CRITICAL)
  • CWE: CWE-178(大文字小文字の不適切な区別)
  • 影響バージョン: Apache Camel 3.18.0〜4.14.5、4.15.0〜4.18.1
  • 概要: Apache Camel の camel-cxf-restcamel-cxf-transportcamel-knative-http コンポーネントのヘッダーフィルター実装が、送信フィルターのみを設定し、受信フィルターを設定していません。未認証の攻撃者がHTTPリクエスト経由でCamel内部ヘッダー(CamelExecCommandExecutable 等)を注入し、camel-execcamel-file などのコンポーネントへの転送時に任意のコード実行やファイル書き込みが可能となります。過去の CVE-2025-27636、CVE-2025-29891 と同系列の問題です。
  • 修正バージョン: 4.19.0(推奨)、または 4.18.2(4.18.x系)、4.14.6(4.14.x系)
  • 参考: Apache Camel セキュリティアドバイザリ / NVD

CVE-2026-45247 — Mirasvit Full Page Cache Warmer(Magento 2)PHP オブジェクトインジェクション ※CISA KEV 登録

  • CVSS スコア: 9.8(CRITICAL)
  • CWE: CWE-502(信頼できないデータのデシリアライゼーション)
  • 影響バージョン: Mirasvit Full Page Cache Warmer for Magento 2 < 1.11.12
  • 概要: CacheWarmer クッキーに格納されたシリアライズ済みPHPオブジェクトが検証なしに unserialize() に渡されます。Magento およびその依存ライブラリのガジェットチェーンを利用して、未認証の攻撃者がリモートからコードを実行できます。CISA KEV(既知の悪用された脆弱性カタログ)に登録済みであり、実際の悪用が確認されています。
  • 修正バージョン: 1.11.12 以降
  • 参考: Sansec リサーチ / CISA KEV / NVD

CVE-2026-4480 — Samba 印刷サブシステム OS コマンドインジェクション

  • CVSS スコア: 9.0(CRITICAL)
  • CWE: CWE-78(OSコマンドインジェクション)
  • 影響バージョン: Samba(print command 設定で %J 置換を使用している環境)
  • 概要: Samba の印刷サブシステムにおいて、クライアントが制御する印刷ジョブ説明文字列が %J 置換を介して print command 設定に渡される際、シェルメタ文字がエスケープされない問題です。細工された印刷ジョブ説明によってリモートからコードが実行できます。非標準の print command 設定(%J 使用時)が主な対象です。
  • 修正: ディストリビューション提供のパッチを適用してください(Red Hat: RHSA-2026:22644、RHSA-2026:22963)。
  • 参考: Samba Bugzilla #16033 / NVD

CVE-2026-9311 / CVE-2026-9319 / CVE-2026-8644 — IBM WebSphere Application Server 複数の重大脆弱性

IBM WebSphere Application Server 9.0 および 8.5 に複数の Critical 脆弱性が公開されました。

CVECVSS概要
CVE-2026-93119.0セキュリティコントロールのバイパスによるリモートコード実行(CWE-94)
CVE-2026-93199.0JAX-WS / WS-Security エンドポイント経由のデシリアライゼーション RCE(CWE-502)
CVE-2026-86449.1アイデンティティスプーフィング(CWE-290)
  • 影響バージョン: WebSphere Application Server 9.0、8.5
  • 修正: IBM サポートページのセキュリティ情報(727473372747387274740)を参照してください。

エコシステム別サマリー

npm

  • CVE-2024-52011launch-editor / vite(High)
    Windowsでのコマンドインジェクション(ファイル名に特殊文字を使用)。launch-editor 2.9.0以降 / vite 5.4.9以降へアップデート。

  • CVE-2026-47200nuxt / @nuxt/nitro-server(CVSSスコア評価中)
    experimental.componentIslands 有効時、/__nuxt_island/page_* エンドポイント経由でルートミドルウェアが未適用となる問題。認証・認可ミドルウェアが回避される可能性があります。nuxt 3.21.6 / 4.4.6以降へアップデート。

  • CVE-2026-42211react-router(High)
    turbo-stream v2のデシリアライゼーションによる任意コンストラクタ呼び出し → 未認証RCE。7.14.2以降へアップデート。

  • CVE-2026-33245react-router(High)
    RSCリダイレクト処理における javascript: URL経由のXSS。7.13.2以降へアップデート。

  • CVE-2026-42342react-router(High)
    __manifest エンドポイントの無制限パス展開によるDoS。7.15.0以降へアップデート。

  • CVE-2026-44488axios(High)
    リソース割り当て制限なしによるDoS。axios 1.16.0以降へアップデート。

  • CVE-2026-49143browserstack-runner(High)
    _log HTTPハンドラーのVMサンドボックスエスケープによるRCE。修正バージョン未公開のため利用状況を確認してください。

PyPI

  • CVE-2026-2611mlflow(Critical)
    MLflow Assistant の /ajax-api エンドポイントにおけるオリジン検証不備によるブラウザ経由のローカルコマンド実行。mlflow 3.10.0以降へアップデート。

  • CVE-2026-44182 / CVE-2026-44180jupyter_enterprise_gateway(Critical × 2)
    KubernetesマニフェストへのJinja2テンプレートインジェクション(CVE-2026-44182)および ContainerProcessProxy._enforce_prohibited_ids のバイパス(CVE-2026-44180)。3.3.0以降へアップデート。

  • CVE-2026-46517lmdeploy(High)
    trust_remote_code=True のハードコードによる暗黙的なリモートコード実行パス。修正バージョン未公開のため、信頼できないモデルの読み込みを避けてください。

Maven(Keycloak 複数アドバイザリ)

Keycloak 26.6.2以降へのアップデートで全件修正されます。

CVE深刻度概要
CVE-2026-7507HighOIDCログインフローのセッション固定 → アカウント乗っ取り
CVE-2026-7571High偽装クライアントデータによるアクセストークン開示
CVE-2026-7307High細工されたSAML入力によるDoS
CVE-2026-7504Highワイルドカード設定時のオープンリダイレクト
CVE-2026-37979ModerateOIDCトークンイントロスペクション エンドポイントのAudienceバイパス
CVE-2026-37978Moderateevaluate-scopes Admin API経由の情報開示
CVE-2026-37982ModerateWebAuthnトークンのリプレイ攻撃

Packagist

  • CVE-2026-41234froxlor/froxlor(High)
    TXTレコード内容を介したBINDゾーンファイルインジェクション。froxlor 2.3.7以降へアップデート。

JVN 日本語情報

CVE-2026-8174 — WordPress プラグイン「Zoho Mail for WordPress」CSRF 脆弱性

  • 深刻度: Medium(CVSS 4.3)
  • 概要: Zohoが提供するWordPress用プラグイン「Zoho Mail for WordPress」にクロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352)の脆弱性が存在します。IPAへの報告とJPCERT/CCの調整により公開されました(報告者: 阿部 則夫 氏)。
  • 参考: JVNDB-2026-000081

JVNDB-2026-017615 — Collibra Platform Agent 複数の脆弱性

  • 深刻度: CVSS 未評価(CERT/CC VU#873170)
  • 概要: Collibra Agent に不適切な認証(improper authentication)とパストラバーサルの脆弱性が存在すると、CERT/CCが報告しています。
  • 参考: JVNDB-2026-017615

JVNDB-2026-017614 — Appsmith クロスサイトスクリプティングの脆弱性

  • 深刻度: CVSS 未評価(CERT/CC VU#265691)
  • 概要: AppsmithのSQLクエリオートコンプリートレンダラーにクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在すると、CERT/CCが報告しています。
  • 参考: JVNDB-2026-017614

まとめ

本日の最重要事項は3点です。

  1. CVSS 10.0の2件Oracle REST Data Services: CVE-2026-46840Progress Sitefinity: CVE-2026-7312)は、未認証のリモート攻撃者がシステムを完全掌握できる最高深刻度の脆弱性です。該当製品の利用者はベンダーアドバイザリを確認のうえ早急なパッチ適用を検討してください。

  2. CVE-2026-45247(Mirasvit Magento 2 Cache Warmer、CVSS 9.8)はCISA KEVへの登録が確認されており、実際の悪用が報告されています。Magento 2環境の利用者は1.11.12以降への更新を優先してください。

  3. Apache Camel CVE-2026-47323(CVSS 9.8) はCXF-RS・CXF-SOAPエンドポイントを利用している場合にRCEのリスクがあります。4.14.x系は4.14.6、4.18.x系は4.18.2、それ以外は4.19.0以降への更新を推奨します。

Keycloak を利用している環境では、High 4件・Moderate 3件を含む複数のアドバイザリが公開されています。26.6.2以降への更新で一括対応できます。IBM WebSphere Application Server 9.0/8.5 利用者も、RCEおよびアイデンティティスプーフィングの修正を早急に適用してください。


データソース: NVD (NIST), OSV (Google), GitHub Advisory Database, JVN iPedia (IPA/JPCERT/CC) AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。

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データソース: NVD API 2.0 (NIST), OSV (Google), GitHub Advisory Database, JVN iPedia (IPA/JPCERT/CC)
"This product uses the NVD API but is not endorsed or certified by the NVD."
AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。