つみかさね

CVE-2026-55200

High(8.1)

libssh2の境界外書き込みによるRCE CVE-2026-55200:影響範囲と対応方法

公開日: 2026-06-28データソース: NVD, GitHub Advisory

影響を受けるソフトウェア

製品ベンダー影響バージョン
libssh2libssh2 Project1.11.1 以前(コミット 7acf3df より前)

対応ガイド

high|推奨セキュリティ修正影響: 広範

推奨アクション

  1. 1dpkg -l libssh2-1 または rpm -q libssh2 でインストール済みバージョンを確認する
  2. 2ディストリビューションのパッケージマネージャーで libssh2 を最新版に更新する
  3. 3PHP ssh2拡張・cURL等の間接依存も合わせて確認する
  4. 4ディストリビューションのパッチが未提供の場合は libssh2 を利用するアプリケーションのネットワークアクセスを制限する

影響対象

libssh2利用アプリケーション運用者cURL/PHP/Python環境でSSHを使う開発者

補足

  • -PoCが公開済みのため、パッチ適用は早めに対応することを推奨します
  • -libssh2 を静的リンクしているアプリケーションは個別に確認が必要です
CVElibssh2RCEバッファオーバーフローSSHPoC公開済み

30秒で判断

対応すべき人:

  • libssh2 1.11.1 以前を直接使用している環境
  • PHP、cURL、Python の libssh2 バインディング等、libssh2 に間接的に依存するソフトウェアを利用している環境
  • SSHサーバーへ自動接続するスクリプトやアプリケーションを運用している環境

対応不要な人:

  • libssh2 を一切利用していない環境(および依存ライブラリも同様)
  • libssh2 コミット 7acf3df 以降の修正済みバージョンを使用している環境

確認コマンド:

# libssh2のバージョン確認(Linux)
dpkg -l libssh2-1 2>/dev/null || rpm -q libssh2 2>/dev/null

# libssh2を使用しているプロセスの確認
lsof 2>/dev/null | grep libssh2

# PHPにlibssh2拡張が含まれているか確認
php -m 2>/dev/null | grep ssh2

概要

libssh2 は、SSH2プロトコルをサポートするクライアントサイドのCライブラリです。cURL、PHP、Python、R等の多くの言語・フレームワークから利用されており、SSHトンネリングやSFTPのバックエンドとして広く使われています。

CVE-2026-55200 は、libssh2 の SSH トランスポート処理関数 ssh2_transport_read()パケット長フィールドの上限チェックが欠如している脆弱性です。

リモートの攻撃者が packet_length に過大な値を設定した細工済みSSHパケットを送信することで、ヒープメモリを破壊し、**リモートコード実行(RCE)**を達成できます。

重要: PoCがGitHub(exploitarium リポジトリ)で公開されており、実際の攻撃への転用リスクが高い状態です。

CVSSベクトル

要素説明
Attack Vector (AV)N(Network)ネットワーク経由で攻撃可能
Attack Complexity (AC)H(High)特定の攻撃条件が必要
Privileges Required (PR)N(None)認証不要
User Interaction (UI)N(None)ユーザー操作不要
Scope (S)U(Unchanged)スコープ変更なし
Confidentiality (C)H(High)完全な機密情報漏洩
Integrity (I)H(High)完全なデータ改ざん可能
Availability (A)H(High)サービス停止可能

CVSSスコア: 8.1 (High) ※PoCが公開されており実際のリスクは高め

影響を受けるソフトウェア

製品バージョン
libssh21.11.1 以前(コミット 7acf3df より前)

間接的に影響を受ける可能性があるソフトウェア(libssh2 に依存しているもの):

  • cURL(--libssh2 オプション付きビルド)
  • PHP ssh2 拡張
  • Python libssh2 バインディング
  • その他 libssh2 をリンクしているアプリケーション

修正バージョンと回避策

修正: libssh2 のコミット 97acf3dfda80c91c3a8c9f2372546301d4a1a7a8 以降(PR #2052)が適用済みのバージョンを使用してください。

# ディストリビューションのパッケージマネージャーで更新(例:Debian/Ubuntu)
apt-get update && apt-get upgrade libssh2-1

# CentOS/RHEL系
yum update libssh2

回避策(パッチ未提供の場合):

  • libssh2 を利用するアプリケーションが接続するSSHサーバーを信頼できるホストのみに制限する
  • ネットワーク層でSSHトラフィックのフィルタリングを実施する

関連リンク


データソース: NVD (NIST), libssh2 GitHub, VulnCheck
AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。

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データソース: NVD (NIST), OSV (Google), GitHub Advisory Database, JVN iPedia (IPA/JPCERT/CC)
AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。