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【セキュリティ日報】pgAdmin 4 CVSS9.9ほか Critical 21件・2026-05-27

2026-05-27データソース: NVD, OSV, GHSA, JVN

対応判断サマリー

high対応必須
pgAdmin 4 認可バイパス・認証情報漏洩
CVE-2026-7813
pgAdmin 4 v9.15以降へアップデート
high対応必須
Ghost CMS 未認証SQLインジェクション
CVE-2026-26980
Ghost 6.19.1以降へアップデート
high対応必須
Dify パストラバーサル・内部API不正アクセス
CVE-2026-41948
Dify 1.14.2以降へアップデート
high対応必須
python-jsonpickle リモートコード実行
CVE-2021-47952
最新バージョンへアップグレード・信頼できないデータのデシリアライズを回避
high対応必須
Sunshine クライアント証明書認証バイパス
CVE-2026-32253
Sunshine 2026.516.143833以降へアップデート
high推奨
Ruby 4 getaddrinfo 競合状態
CVE-2026-46727
Ruby 4.0.5以降へアップデート
high推奨
Apache Airflow providers-google SSH検証無効
CVE-2026-45361
apache-airflow-providers-google 22.0.0以降へアップデート
high対応必須
fastapi 0.136.3 マルウェア混入(供給チェーン攻撃)
MAL-2026-4750
fastapi 0.136.3の使用を即時中止し、別バージョンへ変更
CVENVD脆弱性pgAdminGhost CMSDifyLinux kernelDjango

本日はNVDに200件のCVEが登録・更新されました。うちCritical(CVSS 9.0以上)が21件、High(7.0〜8.9)が69件と多い日です。特にデータベース管理ツールのpgAdmin 4に複数のCritical/High脆弱性(CVSS 9.9〜8.1)が集中しており、早急な対応が推奨されます。また、Ghost CMSの未認証SQLインジェクション(CVSS 9.4)とAIプラットフォームDifyの複数の脆弱性も注目です。PyPIエコシステムではfastapi 0.136.3へのマルウェア混入(供給チェーン攻撃)も確認されています。

本日の概要

指標数値
新規CVE(NVD)200件
Critical (9.0+)21件
High (7.0-8.9)69件
Medium (4.0-6.9)82件
Low (0-3.9)2件
OSV更新44件
影響エコシステムPyPI(43件), npm(1件)

Critical / High 脆弱性 詳細

CVE-2026-7813 — pgAdmin 4 認可バイパス・認証情報漏洩

  • CVSS: 9.9 Critical
  • 影響バージョン: pgAdmin 4 9.15未満(サーバーモード)
  • pgAdmin 4のサーバーモードにおいて、ユーザー所有オブジェクトへのアクセス時にリクエスト者のIDでフィルタリングされていませんでした。認証済みユーザーがオブジェクトIDを推測するだけで、他ユーザーのプライベートサーバー・サーバーグループ・バックグラウンドプロセス・デバッガ関数引数にアクセスできました。さらに共有サーバー機能では、passexec_cmd・パスファイル・SSLキー等の認証情報漏洩や、任意コード実行につながる権限昇格も可能でした。
  • 修正: pgAdmin 4 v9.15以降へアップデート
  • 参考: NVD / GitHub PR#9830

CVE-2026-26980 — Ghost CMS 未認証SQLインジェクション

  • CVSS: 9.4 Critical
  • 影響バージョン: Ghost 3.24.0〜6.19.0
  • Node.js製CMSであるGhostにおいて、未認証の攻撃者がデータベースから任意データを読み取ることが可能なSQLインジェクション脆弱性が確認されました。
  • 修正: Ghost 6.19.1以降へアップデート
  • 参考: NVD / GHSA-w52v-v783-gw97

CVE-2026-41948 — Dify パストラバーサル・内部API不正アクセス

  • CVSS: 9.4 Critical
  • 影響バージョン: Dify 1.14.1以前
  • Difyにおいて、認証済みユーザーが不十分なURLパスのサニタイズを悪用し、Plugin Daemonの内部REST APIにアクセスできるパストラバーサル脆弱性が確認されました。テナントUUIDを知るだけで攻撃が成立します。Dify Cloudでは無料自己登録が可能なため、攻撃難易度は低い状態です。
  • 修正: Dify 1.14.2以降へアップデート
  • 参考: NVD / GitHub PR#35796

CVE-2021-47952 — python-jsonpickle リモートコード実行

  • CVSS: 9.8 Critical
  • 影響バージョン: jsonpickle 2.0.0
  • py/reprオブジェクトを含む悪意あるJSONペイロードをデシリアライズすることで、任意のPythonコマンドが実行される脆弱性です。信頼できないソースからのJSONデータをjsonpickleで処理している環境で深刻なリスクとなります。
  • 修正: 最新バージョンへアップグレード推奨。また、信頼できないデータをjsonpickleでデシリアライズしないことが根本的対策です。
  • 参考: NVD

CVE-2026-32253 — Sunshine クライアント証明書認証バイパス

  • CVSS: 9.8 Critical
  • 影響バージョン: Sunshine 2026.516.143833未満
  • セルフホスト型ゲームストリーミングホストSunshineで、OpenSSL検証結果の処理方法に問題があり、信頼されていない証明書でも認証が通過し、保護されたHTTPSエンドポイントにアクセス可能です。
  • 修正: Sunshine 2026.516.143833以降へアップデート
  • 参考: NVD / GHSA-ph75-mgxh-mv57

CVE-2026-43384 — Linux kernel TCP-AO タイミング攻撃

  • CVSS: 9.8 Critical
  • 影響バージョン: 修正済みLinuxカーネル以前
  • Linuxカーネルのnet/tcp-aoにおいて、MAC比較が定数時間で行われていなかったためタイミング攻撃が可能でした。kernel.orgのstable branchで修正済みです(コミット080b0e21等)。
  • 参考: NVD

CVE-2026-41947 — Dify トレース設定認可バイパス

  • CVSS: 9.1 Critical
  • 影響バージョン: Dify 1.14.2未満
  • Difyで、認証済みエディターユーザーがテナント所有権のチェックなしに任意アプリのトレース設定を変更・有効化できる認可バイパス脆弱性です。被害アプリのメッセージ・レスポンスを攻撃者制御のLLMトレースプロバイダーに転送できます。
  • 修正: Dify 1.14.2以降へアップデート
  • 参考: NVD

CVE-2026-46727 — Ruby 4 getaddrinfo 競合状態

  • CVSS: 8.1 High
  • 影響バージョン: Ruby 4.0.5未満
  • Ruby 4においてpthreadベースのgetaddrinfタイムアウトハンドラにrace conditionが存在し、DNSレスポンスを遅延させることでRubyプロセスをクラッシュさせることが可能です。メモリ破壊ベースの悪用も理論的に考えられます。Addrinfo.getaddrinfo(..., timeout:)Socket.tcp(..., resolv_timeout:)を使用するアプリケーションが対象です。
  • 修正: Ruby 4.0.5以降へアップデート
  • 参考: NVD / Ruby公式アドバイザリ

CVE-2026-45361 — Apache Airflow providers-google SSH検証無効

  • CVSS: 8.1 High
  • 影響バージョン: apache-airflow-providers-google 22.0.0未満
  • ComputeEngineSSHHookがデフォルトでSSHホストキー検証を無効にしており、ネットワーク上の中間者がAirflowワーカーとCompute Engine VM間のSSHセッションを傍受・改ざん可能な状態でした。
  • 修正: apache-airflow-providers-google 22.0.0以降へアップデート
  • 参考: NVD / Apache OSS Securityリスト

エコシステム別サマリー

PyPI(43件)

本日のOSVデータではPyPIで43件の脆弱性情報が確認されました。

  • fastapi 0.136.3 — マルウェア検出(MAL-2026-4750): fastapi 0.136.3に未文書の依存パッケージfastar>=0.9.0が追加されていることが確認されました。供給チェーン攻撃の可能性があります。fastapi==0.136.3を使用している場合は即時他バージョンへの変更を推奨します。
  • Django — 複数のセキュリティ修正: CVE-2026-6907(Vary: *ヘッダーを含むレスポンスのキャッシュ誤り)、CVE-2026-5766(ASGIにおけるファイルアップロード制限バイパス)等が含まれます。Django 6.0.5または5.2.14以降へのアップデートを推奨します。

npm(1件)

  • Nuxt キャッシュポイズニング(CVE-2026-46342 / GHSA-g8wj-3cr3-6w7v): __nuxt_islandエンドポイントがリクエストプロパティにレスポンスをバインドしないため、共有キャッシュポイズニングが可能です。Nuxtを使用している場合は最新バージョンへの更新を確認してください。

JVN 日本語情報

JVN IDタイトルCVSS対象
JVNDB-2026-000079NEC Atermシリーズ OSコマンドインジェクション(NV26-003)6.8(Medium)NEC Atermシリーズ
JVNDB-2026-000078NEC Atermシリーズ XSS(NV26-002)3.8(Low)NEC Atermシリーズ
JVNDB-2026-016978Linuxカーネル 複数の脆弱性(Dirty Frag / Copy Fail)—(評価中)Linux kernel

NEC AtermシリーズのOSコマンドインジェクション(CVE-2026-8652、CVSS 6.8)は、三井物産セキュアディレクション株式会社からIPAへ報告され、JPCERT/CCが調整したものです。NECから修正済みファームウェアが提供されているため、対象機器のファームウェア更新を確認してください。Linuxカーネルの「Dirty Frag / Copy Fail」はCERT/CCのアドバイザリが公表されており、ローカル権限昇格の可能性があります。

まとめ

本日はNVDでCritical 21件を含む200件のCVEが登録・更新されました。pgAdmin 4はCVSS 9.9のCVE-2026-7813を含む複数の深刻な脆弱性が一度に公開されています。v9.15未満のサーバーモードを利用している環境は早急な確認を推奨します。

Ghost CMSのSQL injection(CVE-2026-26980)はGhost 3.24.0以降の広い範囲に影響します。Difyの複数脆弱性(CVE-2026-41948、CVE-2026-41947)はAI/LLMプラットフォームへの攻撃として、セルフホスト・クラウド双方の利用者が対象です。

また、fastapi 0.136.3へのマルウェア混入(MAL-2026-4750)は、パッケージの依存関係を定期的に監査することの重要性を示す事例です。pip auditpip-licensesを活用した継続的な依存関係の確認を推奨します。


データソース: NVD (NIST), OSV (Google), GitHub Advisory Database, JVN iPedia (IPA/JPCERT/CC)
AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。

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データソース: NVD API 2.0 (NIST), OSV (Google), GitHub Advisory Database, JVN iPedia (IPA/JPCERT/CC)
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