概要
リモートサポートツール SimpleHelp のOIDC認証フローに、IDトークンの暗号署名を検証しない脆弱性が確認されました。CVSSスコアは10.0(最高値)です。
OIDC認証が有効な構成において、ログイン時に送信されるIDトークンの署名が検証されません。このため、リモートの未認証攻撃者が任意のIDクレーム(ユーザー名・ロール等)を含む偽造トークンを送信することで、完全に認証済みのテクニシャンセッションを取得できます。一部の構成ではMFA(多要素認証)のバイパスも可能です。攻撃にユーザー操作は不要です。
CVSSベクトル
| 項目 | 値 |
|---|---|
| スコア | 10.0 (CRITICAL) |
| 攻撃元区分 (AV) | ネットワーク (N) |
| 攻撃条件の複雑さ (AC) | 低 (L) |
| 必要な特権 (PR) | 不要 (N) |
| ユーザー操作 (UI) | 不要 (N) |
| スコープ (S) | 変更あり (C) |
| 機密性への影響 (C) | 高 (H) |
| 完全性への影響 (I) | 高 (H) |
| 可用性への影響 (A) | 高 (H) |
| CWE | CWE-347(暗号署名の不適切な検証) |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | ベンダー | 影響バージョン |
|---|---|---|
| SimpleHelp | Simple-Help Ltd | 5.5.15 以前 |
| SimpleHelp | Simple-Help Ltd | 6.0 プレリリース版(全バージョン) |
OIDCを使用していない構成は本脆弱性の影響を受けません。
修正バージョンと回避策
修正バージョン: SimpleHelp 5.5.16 以降、または6.0 GA版
SimpleHelpの管理パネルから最新版へのアップデートを実施してください。
緊急の回避策: アップデートが即時に実施できない場合は、OIDC認証を一時的に無効化し、他の認証方式(ローカル認証等)へ切り替えることを検討してください。
関連リンク
データソース: NVD (NIST) AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
