30秒で判断
- 対応すべき人: MLflow を
basic-authアプリ有効で公開し、かつジョブ実行(MLFLOW_SERVER_ENABLE_JOB_EXECUTION=true)を有効化している運用者 - 対応不要な人: MLflowを使用していない、basic-authを使っていない、ジョブ実行を無効にしている、またはネットワーク的に外部露出していない環境
- 確認コマンド:
環境変数 MLFLOW_SERVER_ENABLE_JOB_EXECUTION とbasic-auth設定、/ajax-api/3.0/jobs/* の到達性を確認 - クイックアクション: MLflow の修正版へアップデートし、ジョブ実行の要否を再点検
概要
MLflow の FastAPI ジョブエンドポイント(/ajax-api/3.0/jobs/*)が、basic-auth アプリを有効にしていても認証・認可で保護されていない問題です。ジョブ実行が有効(MLFLOW_SERVER_ENABLE_JOB_EXECUTION=true)で、いずれかのジョブ関数が許可リストに登録されている場合、ネットワークからアクセスできる任意のクライアントが認証情報なしにジョブの投入・参照・検索・キャンセルを実行でき、basic-auth を完全に回避します。
許可されたジョブがシェル実行やファイルシステム変更といった特権的な処理を行う場合、無認証のリモートコード実行につながる可能性があります。ジョブ自体が安全であっても、認証バイパスによるジョブスパム、サービス拒否(DoS)、ジョブ結果からの情報露出のリスクが残ります。
CVSSスコアは 9.8(Critical)、CWEは CWE-306(重要な機能に対する認証の欠如)に分類されています。
CVSSベクトル
| 項目 | 値 |
|---|---|
| CVSSスコア | 9.8 |
| 深刻度 | Critical |
| CWE | CWE-306 |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | ベンダー | 影響バージョン |
|---|---|---|
| MLflow | mlflow (Linux Foundation) | 修正版より前(最新版を含む) |
対象: basic-auth 有効かつジョブ実行を有効化した MLflow サーバ。
修正バージョンと回避策
MLflow の修正版(Red Hat 環境では RHSA-2026:60520 が示す更新)へアップデートしてください。直ちに更新できない場合は、ジョブ実行機能を無効化(MLFLOW_SERVER_ENABLE_JOB_EXECUTION を未設定/false)し、MLflow サーバをインターネットへ直接公開せずネットワークレベルのアクセス制御(認証プロキシ・IP制限)を前段に置くことでリスクを低減できます。
関連リンク
| ソース | URL |
|---|---|
| NVD | https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-0545 |
| huntr | https://huntr.com/bounties/b2e5b028-9541-4d29-8703-a76f1a3734d8 |
| Red Hat | https://access.redhat.com/security/cve/CVE-2026-0545 |
データソース: NVD (NIST), OSV (Google), GitHub Advisory Database, JVN iPedia (IPA/JPCERT/CC) AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
