30秒で判断
- 対応すべき人: Flowise(ローコードLLMオーケストレーション基盤)を運用している、特にログインを社外・不特定多数に開放している環境の運用者。
- 対応不要な人: Flowise を利用していない/既に 3.1.3 以降を利用している。
- 確認ポイント: 稼働中の Flowise のバージョン表示、および管理画面のアクセス範囲(認証・ネットワーク制限)を確認。
概要
Flowise は LLM アプリをGUIで構築できるローコード基盤です。本脆弱性は vm2 JavaScript サンドボックスの脱出に関するもので、認証済みユーザーが moment のロケール検証バイパスを悪用し、パストラバーサルチェックを回避してサンドボックス外に保存されたJavaScriptファイルを読み込み・実行できます。
結果として、サンドボックスで隔離しているはずのコードがホスト側の権限で実行され、任意コード実行(RCE)に至ります。Flowise は LLM ワークフローの実行基盤として社内ツールやプロトタイプで広く使われ、管理画面がそのままインターネットに公開されているケースも少なくありません。認証済みユーザーが前提とはいえ、招待制の共有環境や検証環境で不特定のメンバーがアクセスできる場合は、実質的にホスト奪取につながるため影響は大きくなります。
同時に公開された CVE-2026-73601(Custom MCP ノードの任意コマンド実行、CVSS 8.8)も併せて確認してください。こちらは CUSTOM_MCP_PROTOCOL=stdio の構成で、環境変数や引数の操作を通じてコマンドが実行されるもので、同じ 3.1.3 で修正されています。
CVSSベクトル
| 指標 | 値 |
|---|---|
| CVSSスコア | 9.9(Critical) |
| CWE | CWE-95(コード注入) |
| 前提条件 | 認証済みユーザー |
| 影響 | サンドボックス外での任意コード実行 |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | バージョン |
|---|---|
| Flowise | 3.1.3 未満 |
修正バージョンと回避策
- 3.1.3 以降へアップデートしてください。
- 管理画面を不特定多数に開放している場合は、認証強化やネットワークレベルのアクセス制限を併せて実施してください。
関連リンク
データソース: NVD (NIST), GitHub Advisory Database AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
