概要
OpenSSL 3.x系において、AES-GCM等のAEAD暗号を使用するCMS(Cryptographic Message Syntax)のAuthEnvelopedDataまたはEnvelopedDataメッセージをパースする際に、スタックバッファオーバーフロー(CWE-787)が発生する脆弱性です。
ASN.1パラメータにエンコードされたIV(Initialization Vector)を固定サイズのスタックバッファへコピーする際に、長さ検証が行われません。認証前にオーバーフローが発生するため、有効な鍵材料なしに攻撃が可能です。
S/MIME(Auth)EnvelopedData処理を行うアプリケーションが対象となります。
CVSSベクトル
| 属性 | 値 |
|---|---|
| Attack Vector | Network |
| Attack Complexity | Low |
| Privileges Required | None |
| User Interaction | Required |
| Scope | Unchanged |
| Confidentiality | High |
| Integrity | High |
| Availability | High |
| CVSSスコア | 8.8 (HIGH) |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | 影響バージョン |
|---|---|
| OpenSSL | 3.0, 3.3, 3.4, 3.5, 3.6 |
非影響: OpenSSL FIPSモジュール(3.0/3.3/3.4/3.5/3.6)、OpenSSL 1.1.1、OpenSSL 1.0.2
修正バージョンと回避策
- 各OpenSSL 3.x系の最新バージョンへアップデートする
- S/MIME (Auth)EnvelopedData処理に未信頼のコンテンツを使用しない設定も有効
関連リンク
データソース: NVD (NIST) AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
