この変更が意味すること
Terraform v1.15.6 は 1.15 系の 4 件のバグを修正したパッチリリースです。
removed ブロックで削除されるリソースが JSON 形式の計画ファイルに誤って表示される問題は、外部ツールや CI/CD パイプラインで terraform show -json を使っているチームに特に影響する修正です。terraform console でのパニックや変数エラー時の exit code 問題も修正されており、スクリプト連携の信頼性が向上します。
Breaking Changes はなく、安全にアップデートできます。
主な変更点
removed ブロックのリソースが planned_values に誤表示される問題を修正
removed ブロックを使って状態から削除しているリソースが、JSON 形式のプランファイルの planned_values セクションに誤ってリストアップされていました。terraform show -json を用いた外部ツール連携(コスト見積もりツール、ポリシーチェッカーなど)や CI/CD パイプラインで、削除リソースが誤検知されていたケースが解消されます。
Issue: #38665
console: deprecated 値の式評価によるパニックを修正
terraform console で非推奨(deprecated)のプロバイダー属性を含む式を評価した際にパニックが発生する問題を修正しました。デバッグや移行作業で terraform console を使用している場合に発生していた問題です。
Issue: #38676
変数関連エラー時の exit code を修正
plan・query・refresh コマンドで変数関連のエラーが発生した際、終了コードが正しく設定されない問題を修正しました。CI/CD パイプラインでエラーを終了コードで検知している場合、変数エラーがスルーされてしまうケースが解消されます。
Issue: #38685
null・sensitive/ephemeral なモジュールソースのエッジケースを修正
null や sensitive/ephemeral なモジュールソースを扱う際の 2 つのインストールエッジケースを修正しました。動的なモジュールソース設定を使っている構成での信頼性が向上します。
Issue: #38704
EOL / サポート状況
| サイクル | 最新バージョン | ステータス | EOL |
|---|---|---|---|
| 1.15 | 1.15.6 | ✅ アクティブ | — |
| 1.14 | 1.14.9 | ✅ アクティブ | — |
| 1.13 | 1.13.5 | ❌ EOL済み | 2026-04-29 |
| 1.12 | 1.12.2 | ❌ EOL済み | 2025-11-19 |
| 1.11 | 1.11.4 | ❌ EOL済み | 2025-08-20 |
Terraform 1.13 以前はサポートが終了しています。1.13 系以前を使用しているプロジェクトは 1.15 系への移行を検討してください。
開発者への影響
- CI/CD で
terraform show -jsonを使用しているプロジェクト:removedブロックリソースの誤表示が解消。外部ツール連携の精度が向上します - 変数エラーを exit code で検知している自動化スクリプト: 変数関連エラーの終了コードが正しく設定されるようになりました
terraform consoleでデバッグを行うプロジェクト: deprecated 値を含む式評価でのパニックが修正されています- Terraform 1.13 以前の利用者: EOL 済みバージョンを使用しています。1.15 系への移行を推奨します
アップデート方法
# tfenv を使用している場合
tfenv install 1.15.6
tfenv use 1.15.6
# asdf を使用している場合
asdf install terraform 1.15.6
asdf global terraform 1.15.6
# アップデート後の確認
terraform version
バイナリを直接インストールする場合は Terraform 公式リリースページ から取得してください。
データソース: GitHub Releases API, endoflife.date
AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
