30秒で判断
- 対応すべき人: rsyslog を運用し、RainerScript の
replace()を用いた設定で外部からsyslogメッセージを受け付けている管理者 - 対応不要な人: rsyslog を利用していない場合、外部からメッセージを受信しない構成、修正版へ更新済みの場合
- 確認コマンド:
rsyslogd -vでバージョンを確認し、設定でreplace()の利用有無を確認する
概要
rsyslog に、ヒープバッファオーバーフローの脆弱性が報告されました。RainerScript の replace() 関数における文字列置換時のバッファサイズ計算が不正確なため、無認証のリモート攻撃者が細工した syslog メッセージを送信することでメモリ破壊を引き起こせます。悪用に成功すると、対象システムに対するサービス拒否(DoS)につながります。ログ集約基盤として広く利用されるため、外部からメッセージを受け付ける構成では確認が推奨されます。
ログ収集サーバは多数のホストからメッセージを受信する性質上、外部到達性を持たせている構成が少なくありません。ログ基盤が停止すると、監視やインシデント検知の目が失われ、他の攻撃の兆候を見逃すリスクにもつながります。受信インタフェースをファイアウォールや信頼ネットワークに限定し、不要なリスナーを停止することで、修正適用までの露出を抑えられます。RainerScript の replace() を使っていない構成では直接の影響は限定的と考えられますが、設定を確認した上で判断してください。
CVSSベクトル
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| CVSS スコア | 7.5(High) |
| 攻撃元区分 (AV) | ネットワーク |
| 必要な権限 (PR) | なし |
| CWE | CWE-131(バッファサイズ計算の誤り) |
| 主な影響 | サービス拒否(DoS) |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | ベンダー | 影響バージョン |
|---|---|---|
| rsyslog | rsyslog | RainerScript replace() を使用する該当バージョン |
修正バージョンと回避策
各ディストリビュータが提供する修正版へアップデートしてください。当面の緩和策として、設定内の replace() の利用を見直し、不要な外部からのメッセージ受信を制限することが有効です。
関連リンク
データソース: NVD (NIST), GitHub Advisory Database, Red Hat AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
