30秒で判断
- 対応すべき人: wg-easy 15.3.0 を運用し、複数ユーザに
clients.create権限を付与している、または管理UIを外部露出している管理者 - 対応不要な人: wg-easy を使用していない、管理UIを信頼できる単一管理者のみで運用しネットワーク的に隔離している環境
- 確認コマンド:
wg-easy のバージョンと clients.create 権限の付与状況、管理UIの露出範囲を確認 - クイックアクション: 修正版へアップデートし、
clients.create権限を最小化
概要
wg-easy 15.3.0 には、clients.create 権限を持つユーザがクライアント名フィールドに改行区切りの WireGuard PostUp ディレクティブを注入できる問題があります。クライアント名が改行文字を無害化せずに WireGuard 設定ファイルへ書き込まれるため、wg-quick が root 権限で任意ディレクティブを実行してしまい、ホスト上での root コード実行に至ります。
clients.create 権限を持つ攻撃者がホストを完全に掌握できるため、管理UIを複数人で共有している環境や外部に露出している環境では特に深刻です。CVSSスコアは 9.9(Critical)、CWEは CWE-78(OSコマンドインジェクション)に分類されています。
CVSSベクトル
| 項目 | 値 |
|---|---|
| CVSSスコア | 9.9 |
| 深刻度 | Critical |
| CWE | CWE-78 |
| 前提条件 | clients.create 権限 |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | ベンダー | 影響バージョン |
|---|---|---|
| wg-easy | wg-easy | 15.3.0 |
修正バージョンと回避策
改行文字の無害化を行った修正版へアップデートしてください。直ちに更新できない場合は、clients.create 権限の付与範囲を信頼できる管理者のみに最小化し、管理UIをインターネットへ直接公開せず、認証プロキシやIP制限を前段に置いてアクセスを制限してください。
関連リンク
| ソース | URL |
|---|---|
| NVD | https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-72603 |
| wg-easy (GitHub) | https://github.com/wg-easy/wg-easy |
データソース: NVD (NIST), OSV (Google), GitHub Advisory Database, JVN iPedia (IPA/JPCERT/CC) AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
