30秒で判断
- 対応すべき人: FreeRDP Windows クライアント(3.29.0 未満)を利用し、信頼できないRDPサーバへ接続することがある環境
- 対応不要な人: FreeRDP を使用していない、または信頼できるサーバにのみ接続する運用
- 確認コマンド: 使用中の FreeRDP クライアントのバージョンを確認(3.29.0 未満が対象)
概要
FreeRDP の Windows クライアント(3.29.0 未満)のクリップボード仮想チャネルに、ヒープバッファオーバーフローの脆弱性(CVSS 8.8)が見つかりました。
CLIPRDR_FILE_CONTENTS_RESPONSE PDU の処理で、サーバが提供するサイズを宛先バッファに対して検証していません。悪意ある RDP サーバが要求より大幅に大きなデータを返すと、利用者がペースト操作を行った際にヒープメモリ破壊が発生し、リモートコード実行に至る可能性があります。
攻撃の起点が「クライアントが接続するサーバ側」である点が特徴で、いわゆる逆方向(サーバ→クライアント)の攻撃になります。攻撃者が用意した不正な RDP サーバへ利用者を誘導し、ファイルのコピー&ペーストを行わせることで成立し得ます。踏み台やサポート業務などで不特定のRDPサーバへ接続する運用では、影響を受ける可能性が高くなります。FreeRDP は各種RDPクライアント(Remmina 等)の基盤として広く利用されているため、それらを介して利用している場合も確認が必要です。
CVSSベクトル
| 指標 | 値 |
|---|---|
| Attack Vector | Network |
| Attack Complexity | Low |
| Privileges Required | None |
| User Interaction | Required |
| CVSSスコア | 8.8 (High) |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | バージョン |
|---|---|
| FreeRDP Windows クライアント | 3.29.0 未満 |
修正バージョンと回避策
- 対策: FreeRDP 3.29.0 以降へアップデート
- 暫定対策: 信頼できない RDP サーバへ接続しない、クリップボードリダイレクトを無効化する
関連リンク
データソース: NVD (NIST), GitHub Advisory Database AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
