30秒で判断
- 対応すべき人: netfs を利用するネットワークファイルシステム(cifs/SMB, 9p, afs 等)を使う Linux サーバ・クライアントの運用者
- 対応不要な人: 該当カーネルを使用していない / ネットワークファイルシステムを利用していない / すでに修正版カーネルへ更新済み
- 確認方法:
uname -rでカーネルバージョンを確認し、ディストリのセキュリティ告知で該当有無を確認
概要
Linux kernel の netfs(ネットワークファイルシステム共通レイヤ)で、リトライ処理時に新しいサブリクエスト(subreq)を stream->subrequests へ追加する際、適切なロックを取得していない不具合が修正されました(CVE-2026-64068)。netfs_retry_read_subrequests() と netfs_retry_write_stream() の排他制御の欠落により、競合状態からメモリ破壊に至る可能性があります。
netfs は SMB/CIFS・9p・AFS など複数のネットワークファイルシステム実装が共通に利用するため、これらを使う環境が影響対象です。
CVSSベクトル
| 指標 | 値 |
|---|---|
| CVSSスコア | 9.8 |
| 深刻度 | Critical |
| CWE | CWE-667(不適切なロック) |
| 攻撃元区分 | ネットワーク |
| 攻撃条件の複雑さ | 低 |
| 想定される影響 | メモリ破壊による可用性・完全性・機密性への影響 |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | ベンダー | 影響バージョン |
|---|---|---|
| Linux kernel(netfs) | kernel.org | 修正コミット適用前のバージョン |
修正バージョンと回避策
- 各ディストリビューションが提供する 修正版カーネルへアップデートしてください(該当の stable 修正コミットが取り込まれたバージョン)。
- 直ちに更新できない場合は、不要なネットワークファイルシステムのマウントを見直し、信頼できないサーバへの接続を制限してください。
関連リンク
データソース: NVD (NIST) AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
