30秒で判断
- 対応すべき人: IPv6 を有効にしている Linux ホストの運用者、とくにネットワーク終端となるサーバの管理者
- 対応不要な人: 影響を受けないカーネルバージョンを使用中、または既に修正版へ更新済みの方
- 確認コマンド:
uname -r でカーネルバージョンを確認し、ディストリビュータのアドバイザリと突き合わせる - クイックアクション: ディストリビュータ提供の修正版カーネルへアップデートする
概要
Linux カーネルの IPv6 スタックにおける icmpv6_rcv() で、pskb_pull() を呼び出す前に送信元/宛先アドレス(saddr / daddr)を一時変数へキャッシュしていました。pskb_pull() により skb->head が変化し得るため、キャッシュした参照が解放済みメモリを指す解放後参照(UAF)につながる可能性があります。上流の修正では該当の一時変数を削除し、スローパスでのログ出力時のみヘッダを直接参照するよう変更されています。
CVSSスコアは 9.8(Critical)、CWEは CWE-416(解放後参照)/CWE-825(信頼できないポインタの逆参照)に分類されています。
CVSSベクトル
| 項目 | 値 |
|---|---|
| CVSSスコア | 9.8 |
| 深刻度 | Critical |
| CWE | CWE-416 / CWE-825 |
| 攻撃元区分 | ネットワーク |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | ベンダー | 影響バージョン |
|---|---|---|
| Linux カーネル(IPv6 スタック) | Linux | 修正コミット以前 |
対象: IPv6 を有効にした Linux ホスト。詳細な影響範囲は各ディストリビュータのアドバイザリを参照してください。
修正バージョンと回避策
上流カーネルで修正が取り込まれています。各ディストリビュータが提供する修正版カーネルへアップデートしてください。直ちに更新できない場合は、不要な環境での IPv6 の無効化や、外部からの ICMPv6 トラフィックの制限といった露出低減を検討してください。
関連リンク
| ソース | URL |
|---|---|
| NVD | https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-53006 |
| kernel.org (stable) | https://git.kernel.org/stable/c/0069813e6ca9309eca78022bcb3aeb1e9ef90a12 |
データソース: NVD (NIST), OSV (Google), GitHub Advisory Database, JVN iPedia (IPA/JPCERT/CC) AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
