概要
Linux kernel の HID(Human Interface Device)multitouch ドライバーにおいて、レポート ID の不一致により境界外書き込み(OOB write)が発生する脆弱性が存在します。
HID multitouch ドライバーはタッチスクリーンやタッチパッドなどのマルチタッチデバイスを処理します。デバイスから送信される HID レポートのレポート ID が、ドライバーが期待する ID と一致しない場合、レポートデータのパース時にバッファサイズの不整合が生じ、割り当てられたバッファの境界を超えた書き込みが発生します。
この脆弱性により、悪意ある USB デバイスを接続することでカーネルメモリの破壊や権限昇格を引き起こす可能性があります。
CVSSベクトル
| 指標 | 値 |
|---|---|
| CVSSスコア | 7.8 |
| 深刻度 | High |
| CWE | CWE-787 (Out-of-bounds Write) |
| 攻撃元区分 | ローカル |
| 攻撃条件の複雑さ | 低 |
| 必要な特権レベル | 低 |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | ベンダー | 影響バージョン |
|---|---|---|
| Linux kernel (HID multitouch) | Linux | 修正前の全バージョン |
修正バージョンと回避策
- カーネルを最新の安定版へアップデートしてください
- 信頼できない USB デバイスの接続を制限してください(USBGuard 等の利用を検討)
- マルチタッチデバイスを使用していない場合は
CONFIG_HID_MULTITOUCHを無効化してください
関連リンク
データソース: NVD (NIST) AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
