つみかさね

CVE-2026-58049

High(8.6)

FFmpegのRASCデコーダ領域外書き込み CVE-2026-58049:影響範囲と対応方法

公開日: 2026-08-01データソース: NVD, GitHub Advisory

影響を受けるソフトウェア

製品ベンダー影響バージョン
FFmpeg (libavcodec RASC decoder)FFmpeg修正コミット適用前のバージョン

対応ガイド

high|推奨セキュリティ修正影響: 限定的

推奨アクション

  1. 1ffmpeg -version で利用中のビルド・バージョンを確認する
  2. 2FFmpeg の修正版(またはディストリビューションのセキュリティ更新)へアップデートする
  3. 3アップデートが困難な場合は信頼できない入力に対しRASCデコーダを無効化する等の回避策を適用する

影響対象

信頼できないメディアをlibavcodecで復号するFFmpeg利用者

対応不要な人

  • FFmpeg/libavcodec を利用していない
  • 自前管理下の信頼できるメディアしか処理しない
  • 既に修正版へ更新済み

補足

  • -ユーザーアップロード動画をサーバ側でトランスコードする構成では優先度が高くなります
CVEFFmpeglibavcodecメモリ破壊領域外書き込み

30秒で判断

  • 対応すべき人: 信頼できない(ユーザーアップロード等の)メディアを FFmpeg / libavcodec で復号・変換しているサービスの運用者・開発者
  • 対応不要な人: FFmpeg/libavcodec を利用していない/自前管理下の信頼できるメディアしか処理しない場合
  • 確認コマンド: ffmpeg -version(利用中のビルド・バージョンを確認)

概要

CVE-2026-58049 は、FFmpeg の RASC 動画デコーダ(libavcodec/rasc.cdecode_dlta)における境界チェックの不備です。行境界チェック(NEXT_LINE)より前に32ビット単位の読み書きを行い、DLTA領域の検証をバイト単位ではなくピクセル単位で行っているため、PAL8フレーム上のDLTAランが行の確保領域を数バイト超えてアクセスし得ます。

その結果、RASC FourCC を用いた細工されたメディアストリームを libavcodec で復号すると、ビットストリーム制御によるヒープ領域外書き込みと隣接領域の領域外読み取りが発生し、メモリ破壊につながります。ユーザーがアップロードした動画をサーバ側でトランスコードするような構成では、攻撃者が細工ファイルを送り込むことで影響を受け得ます。

CVSSベクトル

項目
CVSSスコア8.6(High)
攻撃区分細工したメディアファイルの復号(ローカル/リモート入力)
想定影響メモリ破壊(領域外書き込み/読み取り)
CWECWE-787(領域外書き込み)

影響を受けるソフトウェア

製品コンポーネント影響バージョン
FFmpeglibavcodec(RASCデコーダ)修正コミット適用前のバージョン

修正バージョンと回避策

  • FFmpeg 本体の修正コミット(libavcodec/rasc.c)が適用されたバージョンへアップデートしてください。ディストリビューション提供のパッケージを利用している場合は、各ベンダーのセキュリティ更新(例: Red Hat の RHSA)を適用してください。
  • アップデートが難しい場合の回避策として、信頼できない入力に対してRASCデコーダを無効化する、または処理対象のコーデックをホワイトリストで制限することを検討してください。

関連リンク


データソース: NVD (NIST) AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。

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データソース: NVD (NIST), OSV (Google), GitHub Advisory Database, JVN iPedia (IPA/JPCERT/CC)
AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。