概要
Linux kernel の ntfs3 ファイルシステムドライバーにおいて、ジャーナルリプレイ処理で rec->used フィールドの検証が不十分なため、境界外読み取り/書き込み(OOB)が発生する脆弱性が存在します。
ntfs3 ドライバーがジャーナル(ログファイル)をリプレイする際、各ログレコードの rec->used フィールドが示すサイズが実際のバッファサイズと整合しているかの検証が行われていません。悪意あるディスクイメージや破損した NTFS パーティションにおいて、不正な rec->used 値が設定されている場合、バッファ境界を超えたメモリアクセスが発生します。
この脆弱性により、ローカルの攻撃者が細工した NTFS イメージをマウントすることで、カーネルクラッシュや潜在的な権限昇格を引き起こす可能性があります。
CVSSベクトル
| 指標 | 値 |
|---|---|
| CVSSスコア | 7.8 |
| 深刻度 | High |
| CWE | CWE-125 (Out-of-bounds Read) |
| 攻撃元区分 | ローカル |
| 攻撃条件の複雑さ | 低 |
| 必要な特権レベル | 低 |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | ベンダー | 影響バージョン |
|---|---|---|
| Linux kernel (ntfs3) | Linux | 修正前の全バージョン |
修正バージョンと回避策
- カーネルを最新の安定版へアップデートしてください
- ntfs3 を使用していない場合は
CONFIG_NTFS3_FSを無効化することで影響を回避できます - 信頼できないソースからの NTFS イメージのマウントを避けてください
関連リンク
データソース: NVD (NIST) AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
