概要
Linux kernel 2.6.18(Red Hat Enterprise Linux 5)にIPv4ルーティングハッシュテーブルの衝突を利用したDoS脆弱性が存在します。細工されたパケットによりルーティングハッシュチェーンが過度に長くなり、ルーティングの「緊急事態」が発生してデッドロックに陥ります。
本脆弱性は2010年に公開されたもので、kernel 2.6.31で修正済みです。2026年4月29日にNVDのCVSSスコア再評価により更新されました。
CVSSベクトル
| 項目 | 値 |
|---|---|
| CVSSスコア | 7.5(High) |
| 攻撃元区分(AV) | ネットワーク |
| 攻撃条件の複雑さ(AC) | 低 |
| 必要な特権レベル(PR) | 不要 |
| ユーザー関与(UI) | 不要 |
| CWE | CWE-667(不適切なロック) |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | ベンダー | 影響バージョン |
|---|---|---|
| Linux kernel | Linux | 2.6.18(RHEL 5用パッチ適用環境) |
| Linux kernel | Linux | 2.6.31未満(ルーティングキャッシュ無効時) |
修正バージョンと回避策
- 修正バージョン: Linux kernel 2.6.31
- RHEL 5向けには Red Hat がバックポートパッチを提供済み
- 現行のLinuxディストリビューション(kernel 4.x/5.x/6.x)は影響を受けません
関連リンク
データソース: NVD (NIST) AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
