30秒で判断
- 対応すべき人: Terraform 1.16.x を運用中で、tainted なリソース(置き換え対象としてマークされた状態)を扱う構成がある / resource identity を利用しており delete 処理でエラーに遭遇しうるチーム
- 対応不要な人: Terraform を利用していない、または 1.15 以前の系列で運用しており当面 1.16 へ移行しない場合。破壊的変更はないため急ぐ必要はありません
- 確認コマンド:
terraform version
この変更が意味すること
Terraform v1.16.5 は v1.16.4 に続く 1.16 系のバグ修正リリースです。新機能の追加はなく、2件のバグ修正に絞られています。
いずれも plan/apply 処理の安定性にかかわる修正で、とくに tainted 状態の取り扱いというコア挙動のクラッシュ回避が含まれます。該当するケースに遭遇している構成では取り込みの価値があります。破壊的変更はないため、1.16 系利用者は安心して適用できます。
主な変更点
tainted インスタンス状態でのクラッシュを修正(#39287)
有効な status を持たない tainted なインスタンス状態が検出された際に発生するクラッシュを修正しました(#39287)。
削除時の resource identity が nil になる問題を修正(#39285)
resource-identity 周りで、削除(delete)処理中に resource identity が nil になりうる問題を修正しました(#39285)。
EOL / サポート状況
| サイクル | 最新バージョン | EOL |
|---|---|---|
| 1.16 | 1.16.5 | - |
| 1.15 | 1.15.9 | - |
| 1.14 | 1.14.9 | 2026-08-26 (EOL済) |
| 1.13 | 1.13.5 | 2026-04-29 (EOL済) |
| 1.12 | 1.12.2 | 2025-11-19 (EOL済) |
1.16 / 1.15 はアクティブにサポートされています。旧安定版の 1.14 は 2026-08-26 にEOLを迎えているため、1.14 以前で運用中の場合は 1.15 / 1.16 系への移行を検討してください。
開発者への影響
- tainted リソースを扱う構成: 有効な status を持たない tainted 状態に起因するクラッシュが解消され、plan/apply が安定します
- resource identity 利用構成: delete 処理で resource identity が nil になるケースの不具合が解消されます
- 破壊的変更なしで安全: 純粋なバグ修正のため、1.16 系からの更新はリスクが低いです
アップデート方法
# tfenv を利用している場合
tfenv install 1.16.5
tfenv use 1.16.5
# バージョン確認
terraform version
データソース: GitHub Releases API, endoflife.date AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
