この変更が意味すること
Terraform v1.15.3 がリリースされました。v1.15 系のバグ修正リリースで、スタック機能におけるリソースマイグレーションの不具合と、プロバイダインストール時のクラッシュが修正されています。
スタック機能で複数階層のモジュールネスティングと暗黙的プロバイダ設定を組み合わせている場合に影響がある修正です。また、コンフィグなしの状態でプロバイダをインストールしようとするとクラッシュする問題も解消されています。
主な変更点
スタックのリソースマイグレーション修正
複数階層のモジュールネスティングと暗黙的プロバイダ設定を組み合わせた環境で、リソースのマイグレーションが正しく行われない問題が修正されました。スタック機能を活用して大規模なインフラ構成を管理しているプロジェクトに影響します。
Issue: #38528
Cloud backend の -generate-config-out フラグ転送
Cloud backend が -generate-config-out フラグの使用を query create リクエストに正しく転送するようになりました。Terraform Cloud / Enterprise と連携してコンフィグ生成を行う際の動作が改善されます。
Issue: #38539
プロバイダインストール時のクラッシュ修正
コンフィグが存在しない状態でプロバイダのインストールを実行した際にクラッシュする問題が修正されました。terraform init の初回実行時や、空のディレクトリでの操作がより安定します。
Issue: #38560
EOL / サポート状況
| サイクル | 最新バージョン | EOL |
|---|---|---|
| 1.15(現行) | 1.15.3 | - |
| 1.14 | 1.14.9 | - |
| 1.13 | 1.13.5 | 2026-04-29(EOL済) |
| 1.12 | 1.12.2 | 2025-11-19(EOL済) |
Terraform 1.13 は 2026年4月29日に EOL を迎えています(15日経過)。1.14 または 1.15 への移行を推奨します。なお、次期メジャーとして v1.16.0-alpha20260513 がアルファリリースされています。
開発者への影響
- スタック機能利用者: 複数階層のモジュールネスティングでマイグレーション問題が発生していた場合は解消されます
- Terraform Cloud / Enterprise 利用者:
-generate-config-outフラグの転送が正しく行われるようになります - 全 Terraform 利用者: コンフィグなしでの
terraform initがクラッシュしなくなります - Terraform 1.13 利用者: EOL 済みのため v1.14 / v1.15 への移行を検討してください
アップデート方法
# tfenv
tfenv install 1.15.3
tfenv use 1.15.3
# Homebrew
brew upgrade terraform
# 手動インストール
# https://releases.hashicorp.com/terraform/1.15.3/
# バージョン確認
terraform -version
データソース: GitHub Releases API, endoflife.date AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
