30秒で判断
- 対応すべき人: Spring Boot 4.1 系を利用し、Gradle + Protobuf プラグインを使っているプロジェクト。Kafka や構造化ロギング、Micrometer を利用しているチーム。
- 対応不要な人: Protobuf/gRPC を使っておらず、上記のバグに該当しない 4.1 系利用者。または 3.x 系以前を利用中で当面移行予定がないチーム。
- 確認コマンド:
./gradlew dependenciesもしくはbuild.gradle/pom.xmlの Spring Boot バージョン確認
この変更が意味すること
Spring Boot v4.1.1 は 4.1 系のメンテナンスリリースですが、設定変更に注意が必要な項目が含まれます。特に Gradle プラグインの gRPC 自動設定の挙動が変わったため、Protobuf を利用しているプロジェクトは影響の有無を確認してからアップデートするのが安全です。
そのほかは Kafka・構造化ロギング・Micrometer 周りの複数のバグ修正が中心です。
主な変更点
⚠️ gRPC の自動設定変更(要注意)
Spring Boot の Gradle プラグインは、Protobuf プラグインが適用されている場合に gRPC を自動設定しなくなりました。gRPC を使わず Protobuf のみを利用するケースで問題が起きていたための変更です。
gRPC の自動設定を有効にするには、protobuf 拡張で grpc プラグインを空ブロックで指定してオプトインする必要があります。これにより、これまでどおり protoc-gen-grpc-java が自動設定されます。
Issue: #50822
バグ修正: Kafka コンシューマ固有のセキュリティプロトコル
Kafka のコンシューマ固有のセキュリティプロトコルが考慮されない問題が修正されました。
Issue: #51369
バグ修正: 構造化ロギングでの JSON エンコード失敗
構造化ロギングで JSON エンコードに失敗した際に、同一スレッドで次に書き込まれるログイベントが壊れる問題が修正されました。
PR: #51156
バグ修正: Micrometer レジストリがアプリケーションコンテキストを保持
Micrometer のレジストリがアプリケーションコンテキストを保持し続ける問題が修正されました。
Issue: #51135
EOL / サポート状況
| サイクル | 最新バージョン | EOL |
|---|---|---|
| 4.1 | 4.1.1 | 2027-07-31 |
| 4.0 | 4.0.8 | 2026-12-31 |
| 3.5 | 3.5.16 | 2026-06-30(EOL済) |
| 3.4 | 3.4.13 | 2025-12-31(EOL済) |
| 3.3 | 3.3.13 | 2025-06-30(EOL済) |
Spring Boot 3.5 以前はすでに EOL を迎えています。3.x 系を利用中のチームは 4.0 / 4.1 系への移行計画を進めてください。
開発者への影響
- Gradle + Protobuf 利用者: gRPC 自動設定がオプトイン方式に変わりました。gRPC を使っている場合は
protobuf拡張でgrpcを明示的に有効化してください - Kafka 利用者: コンシューマ固有のセキュリティプロトコル設定が正しく反映されるようになりました
- 構造化ロギング利用者: JSON エンコード失敗時のログ破損が解消されています
- Micrometer 利用者: アプリケーションコンテキストのリークが修正されています
- Spring Boot 3.x 利用者: 3.5 以前は EOL のため、4.1.1 を含む 4.x 系への移行を検討してください
アップデート方法
// Gradle
plugins {
id 'org.springframework.boot' version '4.1.1'
}
<!-- Maven -->
<parent>
<groupId>org.springframework.boot</groupId>
<artifactId>spring-boot-starter-parent</artifactId>
<version>4.1.1</version>
</parent>
データソース: GitHub Releases API, endoflife.date
AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
