この変更が意味すること
Node.js v25.8.1 は Current 系列のパッチリリースです。最も重要な変更は、"type": "module" が設定されたパッケージ内で拡張子なしの CommonJS ファイルが正しく読み込めない問題の修正です。
CJS と ESM が混在する環境での互換性問題に悩まされていた方には待望の修正です。暗号化周りの改善も含まれており、セキュリティ関連のコードを扱う開発者にも影響があります。
主な変更点
拡張子なし CJS ファイルの読み込み修正
"type": "module" が設定されたパッケージ内で、拡張子を持たない CommonJS ファイルが正しく解決されない問題が修正されました。これは多くのレガシーパッケージとの互換性に影響する重要なバグ修正です(#62083、Matteo Collina)。
--use-system-ca のスコープ変更
--use-system-ca フラグがプロセス単位ではなく環境(per-env)単位で動作するように変更されました。マルチ環境構成でシステム CA の利用をより柔軟に制御できます(#60678)。
暗号化関連の修正
不足していた AES ディクショナリが追加され、importKey の必須引数チェックが修正されました(#62099、Filip Skokan)。
ビルド改善
--without-bundled-v8 オプションを使用したビルドで、V8 の deps に不要な依存が発生しない よう修正されました(#62033)。
EOL / サポート状況
| サイクル | 最新バージョン | LTS | EOL |
|---|---|---|---|
| 25 (Current) | 25.8.1 | - | 2026-06-01 |
| 24 (LTS) | 24.14.0 | 2025-10-28〜 | 2028-04-30 |
| 22 (LTS) | 22.22.1 | 2024-10-29〜 | 2027-04-30 |
| 23 | 23.11.1 | - | 2025-06-01 (EOL済) |
| 21 | 21.7.3 | - | 2024-06-01 (EOL済) |
Node.js 25 は Current リリースのため、2026年6月1日に EOL を迎えます。本番環境では LTS の 24 系または 22 系の利用を推奨します。
開発者への影響
- CJS/ESM 混在プロジェクト:
"type": "module"パッケージ内の拡張子なし CJS ファイルが正しく読み込めるようになり、互換性の問題が解消されます - TLS/暗号化利用者:
--use-system-caのスコープ変更により、環境ごとの CA 設定が柔軟になります - Web Crypto API 利用者: AES ディクショナリの追加と
importKeyの修正により、暗号化操作の信頼性が向上 - カスタムビルド:
--without-bundled-v8ビルドの依存関係が整理されました
アップデート方法
# nvm を利用している場合
nvm install 25.8.1
nvm use 25.8.1
# Homebrew(macOS)
brew upgrade node
# Docker
docker pull node:25.8.1
データソース: GitHub Releases API, endoflife.date, npm Registry AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
