この変更が意味すること
Laravel v13.12.0 は、Queue・Scheduler・Filesystem 周りを中心にバグ修正と機能追加が行われたリリースです。
特に注目は Worker の接続切断時における再起動を無効化できるオプションの追加 です。これまでは接続を失った場合に Worker が自動的に再起動されていましたが、v13.12.0 以降はアプリケーションの要件に応じてこの挙動を制御できるようになりました。また、スケジューラのコールバックが型による依存解決に対応し、より堅牢なコードが書けるようになっています。
Breaking Changes はなく、通常のアップデートサイクルで安全に適用できます。
主な変更点
Symfony コントロール文字例外メッセージへの対応
Mailer のテストで Symfony の新しいコントロール文字例外メッセージに対応しました。Symfony を利用したメール送信テストの信頼性が向上します。
PR: #60202 by @kieranbrown
Worker の再起動を無効化するオプション
接続を失った場合の Worker 自動再起動を opt-out できるようになりました。特定のワークロード構成でより細かい制御が可能になります。
PR: #60201 by @jackbayliss
スケジュールイベントコールバックの型解決改善
スケジュールイベントのコールバックパラメータが、名前ではなく 型 によって解決されるようになりました。依存性注入の精度が向上し、より堅牢なスケジューラのコードが書けます。
PR: #60197 by @kayw-geek
clear() キュードライバのデフォルトパラメータ変更
clear() のデフォルトパラメータが null に変更されました。
PR: #60192 by @jackbayliss
LocalFilesystemAdapter のパスセパレータ修正
LocalFilesystemAdapter でパスセパレータが誤ってエンコードされる問題が修正されました。ローカルファイルシステム操作の信頼性が向上します。
PR: #60194 by @jackbayliss
Pivot スタブへのファクトリ追加
ファクトリに pivot スタブが追加されました。多対多リレーションを持つモデルのファクトリ生成が容易になります。
PR: #60204 by @ludo237
ClearCommand を prohibitable に
ClearCommand が prohibitable に対応しました。コマンドの実行を条件付きで禁止できるようになります。
EOL / サポート状況
| サイクル | 最新バージョン | サポート終了 | EOL |
|---|---|---|---|
| 13 | 13.12.0 | 2027-09-30 | 2028-03-17 |
| 12 | 12.61.0 | 2026-08-16 | 2027-02-24 |
| 11 | 11.54.0 | 2025-09-03 | 2026-03-12(EOL済み) |
| 10 | 10.50.2 | 2024-08-06 | 2025-02-04(EOL済み) |
Laravel 11 は 2026年3月12日にサポートが終了しています。Laravel 11 系を使用しているプロジェクトは v12 または v13 への移行を計画してください。
開発者への影響
- Queue/Worker を使用するプロジェクト: 接続切断時の再起動挙動を opt-out できるようになりました。長時間稼働するジョブがある場合に有用です
- スケジューラを使用するプロジェクト: コールバックパラメータの型解決が改善され、依存性注入の精度が向上します
- LocalFilesystem を使用するプロジェクト: パスセパレータのエンコーディング問題が修正され、ファイル操作の信頼性が向上します
- Laravel 11 利用者: EOL に達しています。v13 への移行を計画してください
アップデート方法
composer update laravel/framework
データソース: GitHub Releases API, endoflife.date AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
