30秒で判断
- 対応すべき人: Docker 29.7.0 を導入済みで、イメージの pull や
docker cp(CopyToContainer)で不審な失敗が出ている環境 - 対応不要な人: Docker を使用していない、または 29.7.0 を導入しておらず該当リグレッションを踏んでいない環境
- 確認コマンド:
docker version
この変更が意味すること
Docker 29.7.1 はパッチリリースで、直前の 29.7.0 で新たに入り込んだ2件のリグレッション(回帰バグ)を修正することが目的です。新機能の追加や破壊的変更はなく、安定性の回復に絞った内容です。
29.7.0 では embedded-containerd や image マウントの正式化といった機能追加が行われましたが、その過程で一部のイメージが pull できなくなる不具合と、絶対シンボリックリンクを辿るコンテナパスへのコピーが拒否される不具合が混入していました。29.7.1 はこれらを修正します。
主な変更点
バグ修正・改善
- イメージ pull のリグレッション修正: レイヤー内に「明示的な親ディレクトリエントリを持たないディレクトリ」を含むイメージが pull できなくなっていた問題を修正しました(moby/moby#53260)
CopyToContainerのリグレッション修正:/var/run->/runのような絶対シンボリックリンクを辿るコンテナパスが拒否されていた問題を修正しました(moby/moby#53261)
詳細は docker/cli 29.7.1 マイルストーン、moby/moby 29.7.1 マイルストーン、および GitHub リリースページ を参照してください。
EOL / サポート状況
| バージョン | 状態 | EOL |
|---|---|---|
| 29 | サポート中 | 未定 |
| 28 | EOL | 2026-05-13 |
| 27 | EOL | 2025-05-03 |
| 26.1 | EOL | 2025-02-17 |
| 26.0 | EOL | 2024-06-08 |
Docker Engine 28以前はいずれも EOL です。29系を利用し、その中で最新パッチへ追従するのが安全です。
開発者への影響
- 29.7.0 でイメージの pull が失敗していた場合、29.7.1 への更新で解消する可能性が高い
docker cpなどでシンボリックリンクを含むパスへのコピーが失敗していた環境も、今回の修正で改善する- 機能変更は含まれないため、29.7.0 の新機能(
embedded-containerd等)の挙動はそのまま維持される - リグレッション修正のみのため、テスト範囲は pull/コピー周りに絞って確認すれば十分
アップデート方法
# パッケージマネージャ経由で更新(例: apt)
sudo apt-get update && sudo apt-get install --only-upgrade docker-ce docker-ce-cli
docker version
データソース: GitHub Releases API, endoflife.date AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
