本日は監視対象から3件のリリースが確認されました。新規メジャーリリースはなく、今週最大の注目点はKubernetes 1.33(残り7日)とSpring Boot 3.5(残り9日)のEOLが今週中に到来することです。いずれも既報のリリースですが、EOLのカウントダウンが実質的な期限に入っています。
リリースサマリー
| フレームワーク | バージョン | タイプ | カテゴリ |
|---|---|---|---|
| Docker | v29.6.0 | major | infra |
| Next.js | v16.2.9 | prerelease | frontend |
| Astro | v6.4.8 | prerelease | frontend |
メジャーリリース
Docker v29.6.0(major)
2026年6月18日リリース。今週のメジャーアップデートで、コンテナイメージの証明書(in-toto attestation)をAPIで直接取得できる新エンドポイントが追加されました。
主な変更点:
GET /images/{name}/attestationsエンドポイント追加 — SLSA Provenance や SPDX SBOM などの証明書情報をAPIで取得可能に。プラットフォーム選択・述語タイプフィルタリング・ステートメント本文のクエリパラメータをサポートPOST /containers/{id}/updateでデバイス単位のBlkioリソース設定対応 — コンテナ単位ではなくデバイスごとにブロックI/Oリソースを設定できるようになりましたdocker image pushがNO_COLOR環境変数を尊重するよう修正- containerd image storeモードでの
docker system prune動作修正(unpackedイメージデータを正しく削除対象に含める)
サプライチェーンセキュリティの管理基盤を整えているチームには、/attestations APIが直接活用できます。
- GitHub: moby/moby docker-v29.6.0
パッチ / プレリリース
Next.js v16.2.9(prerelease)
2026年6月20日リリース。next@latest dist-tagを安定版に向けるための空リリースです。Trusted Publishingの制約でdist-tagの直接更新ができないため、バージョンリリースとして対処されました。機能追加・バグ修正は含まれていません。
Astro v6.4.8(prerelease)
2026年6月19日リリース。URLデコーディング回数の上限を厳格化するセキュリティ修正です(PR #17109)。過剰なURLデコーディングを誘発する入力への対策が強化されました。Astro 6系利用者は早めのアップデートを推奨します。
EOL / サポート期限情報
今週末にかけてEOLが集中しています。 以下のバージョンを使用しているチームは、本日中に対応状況を確認してください。
| プロダクト | バージョン | EOL日 | 残り日数 | 推奨移行先 |
|---|---|---|---|---|
| Kubernetes | 1.33 | 2026-06-28 | 7日 | 1.34 以上 |
| Spring Boot | 3.5 | 2026-06-30 | 9日 | 4.0 または 4.1 |
| Nuxt | 3 | 2026-07-31 | 40日 | Nuxt 4 |
| Node.js | 25 | 2026-06-01 | EOL済み | 24 (LTS) または 26 |
Kubernetes 1.33 は2026年6月28日にサポートが終了します。残り7日であり、移行作業がまだ完了していない場合は週内が実質的なリミットです。移行先は v1.34(EOL: 2026-10-27)または v1.35(EOL: 2027-02-28)以上を推奨します。
Spring Boot 3.5 は2026年6月30日にEOLとなります。残り9日です。Spring Boot 4.0(2025年11月リリース)または4.1(2026年6月リリース)への移行を検討してください。Spring Boot 3.5から4.xへの移行はSpring Framework 7への対応も必要なため、余裕を持ったスケジュール確保が重要です。
Nuxt 3 は2026年7月31日にサポートが終了します(残り40日)。直近のEOLと比べると猶予はありますが、Nuxt 4への移行計画を今から準備しておくとよいでしょう。
Node.js 25 はすでに2026年6月1日にEOLを迎えています。引き続きv24(LTS、EOL: 2028-04-30)またはv26への移行を推奨します。
エコシステム動向
npm パッケージ
- React (
react):latestが v19.2.7、canaryは v19.3.0-canary-e92ecef2-20260618 - Next.js (
next):latestが v16.2.9、canaryは v16.3.0-canary.59 - Vue (
vue):latestが v3.5.38、betaタグで v3.6.0-beta.16 が先行提供中 - Angular (
@angular/core):latestが v22.0.2、nextは v22.1.0-next.1 - Svelte (
svelte):latestが v5.56.3 - Astro (
astro):latestが v6.4.8、betaタグで v7.0.0-beta.6 が先行提供中 - TypeScript (
typescript):latestが v6.0.3、rcタグで v7.0.1-rc が先行提供中 - Vite (
vite):latestが v8.0.16 - Tailwind CSS (
tailwindcss):latestが v4.3.1 - NestJS (
@nestjs/core):latestが v11.1.27、nextは v12.0.0-alpha.5 - Prisma (
prisma):latestが v7.8.0
PyPI パッケージ
- Django: v6.0.6 が最新(Python 3.12 以上が必須)
- Flask: v3.1.3 が最新
- FastAPI: v0.138.0 が最新
注目の先行リリース
TypeScript 7.0.1-rc が rc タグで先行提供されています。v6からのメジャーアップデートになる可能性があり、型システムの変更点を事前に把握しておくとよいでしょう。
Vue 3.6.0-beta.16 の開発も続いています。3.5系の現在の最新は v3.5.38 です。
まとめ
本日は新たなメジャーリリースの追加はなく、今週末に迫るEOL対応が最大のアクションアイテムです。Kubernetes 1.33(6月28日)と Spring Boot 3.5(6月30日)の両方が今週中にEOLを迎えます。
EOL後もシステムがすぐに止まるわけではありませんが、セキュリティパッチの提供が終了するため、長期的なリスクは確実に高まります。今週のうちにアップグレードのスケジュールを確定し、テスト環境での検証を進めることをお勧めします。エコシステム全体では TypeScript 7.0.1-rc や Vue 3.6.0-beta など次世代バージョンの開発が活発で、来月以降も動向から目が離せません。
データソース: GitHub Releases API, endoflife.date, npm Registry, PyPI AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
