本日は監視対象から5件のリリースが確認されました。最大の注目点はDocker v29.6.0のメジャーアップデートで、コンテナイメージのSLSA Provenance / SPDX SBOMをAPIで照会できる新エンドポイントが追加されています。またKubernetes 1.33(残り8日)とSpring Boot 3.5(残り10日)のEOLが今月末に迫っており、まだ対応が済んでいない場合は最優先で確認してください。
リリースサマリー
| フレームワーク | バージョン | タイプ | カテゴリ |
|---|---|---|---|
| Docker | v29.6.0 | major | infra |
| Node.js | v26.3.1 | security | language |
| Angular | v22.0.2 | prerelease | frontend |
| Astro | v6.4.8 | prerelease | frontend |
| Next.js | v16.2.9 | prerelease | frontend |
メジャーリリース
Docker v29.6.0(major)
2026年6月18日リリース。サプライチェーンセキュリティに関わる新APIと複数のバグ修正が含まれています。
新機能:
GET /images/{name}/attestationsエンドポイント追加 — コンテナイメージに付属するin-toto証明書(SLSA Provenance・SPDX SBOM等)を取得できる新API。プラットフォーム選択・述語タイプフィルタリング・ステートメント本文のクエリパラメータをサポートPOST /containers/{id}/updateでデバイス単位のBlkioリソース設定に対応 — コンテナ単位ではなくデバイスごとにブロックI/Oリソースを設定可能になりました
バグ修正・改善:
docker image pushがNO_COLOR環境変数を考慮するよう修正- containerd image storeモードで
docker system pruneを実行した際、unpacked なイメージデータが削除対象に含まれない問題を修正
SBOMやSLSA Provenanceをイメージに付与してサプライチェーンセキュリティを管理しているチームには、/attestations APIが実務的に有用です。
- GitHub: moby/moby v29.6.0
Node.js v26.3.1(security)
前日も報告したとおり、2026年6月18日にNode.js v26.3.1 / v24.17.0 / v22.23.0 の同時セキュリティリリースが行われています。高深刻度CVE2件を含む10件超の修正を含み、v22/v24/v26の全アクティブブランチに影響します。個別ページはNode.js v26.3.1を参照してください。
パッチ / プレリリース
Angular v22.0.2(prerelease)
Angular v22.0系の継続的なバグ修正リリースです。
- Shadow DOM nameセレクタでアンカーフラグメントのエスケープ処理を修正
- キャッシュ不可なHTTPトラフィックに対するtransfer cacheのスキップ処理を修正(#69316)
- コンパイラ: 2文字以下のプロパティ名へのイベントハンドラーチェック適用範囲を制限
Astro v6.4.8(prerelease)
URLデコーディング回数の上限を厳格化するセキュリティ修正です(PR #17109)。過剰なURLデコーディングを誘発する攻撃への対策が強化されました。Astro 6系利用者は早めのアップデートを推奨します。
Next.js v16.2.9(prerelease)
next@latest dist-tagを安定版へ確実に向けるための空リリースです。Trusted Publishingの制約によりdist-tagの直接更新ができないため、バージョンリリースとして対処されました。機能追加・バグ修正は含まれていません。
EOL / サポート期限情報
今月末にかけてEOLが集中しています。以下の対象バージョンを使用しているチームは早急に対応計画を確認してください。
| プロダクト | バージョン | EOL日 | 残り日数 | 推奨移行先 |
|---|---|---|---|---|
| Kubernetes | 1.33 | 2026-06-28 | 8日 | 1.34 以上 |
| Spring Boot | 3.5 | 2026-06-30 | 10日 | 4.0 または 4.1 |
| Nuxt | 3 | 2026-07-31 | 41日 | Nuxt 4 |
| Node.js | 25 | 2026-06-01 | EOL済み | 24 (LTS) または 26 |
Kubernetes 1.33 は2026年6月28日にサポートが終了します。残り8日と極めて切迫しており、まだ移行が完了していない場合はv1.34以上への早急なアップグレードが必要です。
Spring Boot 3.5 は2026年6月30日にEOLとなります。Spring Boot 4.0(2025年11月リリース)または4.1(2026年6月リリース)への移行を検討してください。
Nuxt 3 は2026年7月31日にサポートが終了します(残り41日)。Nuxt 4への移行計画を立てておきましょう。
エコシステム動向
npm パッケージ
- Docker Engine (
docker):latestが v29.6.0 に更新。前バージョン v28 系はすでにEOL(2026-05-13) - Angular (
@angular/core):latestが v22.0.2、nextタグで v22.1.0-next.1 が先行提供 - Astro (
astro):latestが v6.4.8、betaタグで v7.0.0-beta.6 が先行提供 - Next.js (
next):latestが v16.2.9。canaryは v16.3.0-canary.58 が最新 - React (
react):latestが v19.2.7、canaryで v19.3.0-canary-e92ecef2-20260618 が更新中 - TypeScript (
typescript):latestが v6.0.3 で安定。rcタグで v7.0.1-rc が先行提供中
PyPI パッケージ
- Django: v6.0.6 が最新(Python 3.12 以上が必須)
- Flask: v3.1.3 が最新
- FastAPI: v0.137.2 が最新
まとめ
本日の新着トピックはDocker v29.6.0のメジャーリリースです。GET /images/{name}/attestations エンドポイントはSBOM管理やSLSA準拠のパイプラインを組んでいるチームに直接メリットがあります。per-device blkioの設定対応も含め、I/Oリソース管理の柔軟性が向上しています。
月末のEOL期限に向けた対応も引き続き急務です。Kubernetes 1.33(残り8日)・Spring Boot 3.5(残り10日)はどちらも今週〜来週が実質的なリミットです。アップグレード計画がまだの場合は、今日中に優先度を上げることをお勧めします。
データソース: GitHub Releases API, endoflife.date, npm Registry, PyPI AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
