この変更が意味すること
Angular v22.0.2 がリリースされました。v22.0 系の継続的なバグ修正リリースです。機能追加や破壊的変更は含まれておらず、v22.0.0/v22.0.1 から移行してもアプリケーション動作に影響はありません。
修正は common・compiler・core モジュールに渡る4件で、Shadow DOM を利用したコンポーネントやサーバーサイドレンダリング(transfer cache)を使用しているプロジェクトに特に関係する変更が含まれています。
主な変更点
common: Shadow DOM name セレクタでのアンカーフラグメントエスケープ
Shadow DOM の name セレクタでアンカーフラグメント(#)を含む値のエスケープ処理が修正されました。Shadow DOM を使用したコンポーネントで、アンカーリンクを含むルーティングが正しく動作しないケースへの対応です。
Commit: 94ea403
common: キャッシュ不可なHTTPトラフィックのtransfer cacheスキップ
Angular Universal や SSR のtransfer state機能において、キャッシュ不可(uncacheable)なHTTPリクエストに対してもtransfer cacheへの書き込みが行われていた問題を修正しました(#69316)。不適切なレスポンスキャッシュを防止します。
Commit: 6c1f3e9
compiler: 短いプロパティ名へのイベントハンドラーチェック適用範囲を制限
コンパイラが2文字以下のプロパティ名に対して誤ってイベントハンドラーチェックを適用していた問題を修正しました。短いプロパティ名を持つコンポーネントでのコンパイルエラーが解消されます。
Commit: 6f11719
core: マイグレーション処理のキャッシュバグを修正
Angular のマイグレーションツール処理において、キャッシュに関するバグが修正されました。
Commit: 528a34f
EOL / サポート状況
| サイクル | 最新バージョン | サポート期限 | EOL |
|---|---|---|---|
| 22(現行) | 22.0.2 | サポート中 | - |
| 21 | 21.2.17 | 2026-06-03 終了 | 2027-05-19 |
| 20 | 20.3.25 | 2025-11-19 終了 | 2026-11-28 |
| 19 | 19.2.25 | 2025-05-28 終了 | 2026-05-19(EOL済み) |
Angular 19 は2026年5月19日にEOLとなりました。 v19 を使用している場合は v22 への移行を検討してください。
開発者への影響
- Shadow DOM を利用したコンポーネント開発者: アンカーフラグメントを含むルーティングが修正されました。該当する場合はアップデート後の動作確認を推奨します
- Angular SSR / Universal 利用者: uncacheable なHTTPレスポンスがtransfer stateに誤って含まれる問題が修正されました。SSRを利用しているプロジェクトは適用を検討してください
- 短いプロパティ名を使用しているプロジェクト: 2文字以下のプロパティ名でコンパイルエラーが発生していた場合はこのパッチで解消します
- Angular 19 利用者: EOL済みです。セキュリティ更新は提供されません。v22 へのアップグレードを計画してください
アップデート方法
# Angular CLI を使ったアップデート
ng update @angular/core@22 @angular/cli@22
# npm での直接アップデート
npm install @angular/core@22.0.2 @angular/common@22.0.2 @angular/compiler@22.0.2
# バージョン確認
ng version
データソース: GitHub Releases API, endoflife.date AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
