30秒で判断
- 対応すべき人: Angular 22.1.x を利用中で、
@forの track 式に関数を使っている、SkipSelfを用いた DI 構成がある、または CSS の@propertyを宣言しているプロジェクト。SSR(platform-server)を利用している場合も対象です。 - 対応不要な人: Angular を利用していない、または 21 系以前で運用しており当面 22 へ移行しない場合。破壊的変更はないため急ぐ必要はありません。
- 確認コマンド:
ng version
この変更が意味すること
Angular v22.1.6 は現行 22 系に対するバグ修正(パッチ)リリースです。新機能の追加はなく、compiler / compiler-cli / core / platform-server の各パッケージにわたる細かな修正がまとめられています。
いずれも既存挙動の不具合修正であり、破壊的変更はありません。特に、テンプレートの @for で track 式に関数を使っているケースでの誤警告や、SkipSelf を使った依存性注入(DI)の解決挙動に関わる修正が含まれるため、該当パターンを使うプロジェクトでは挙動が安定します。22 系利用者は通常のパッチとして安心して取り込めます。
主な変更点
compiler: @property 宣言のネームスペース対応
コンパイラが CSS の @property 宣言を適切にネームスペース化するよう修正されました(cbb8702143)。コンポーネントスタイルで @property を利用している場合の取り扱いが改善します。
compiler-cli: 未呼び出し track 関数チェックの誤検知修正
引数ゼロの callable object を、未呼び出しの track 関数として誤ってフラグ付けしないよう修正しました(aea121e532)。@for の track 式に関数を渡すケースでの誤った警告が抑えられます。
core: 埋め込みビューでの SkipSelf 適用範囲の修正
SkipSelf を埋め込みビュー(embedded views)内の起点ノードにのみ適用するよう修正しました(c19b948ef8)。DI の解決範囲に関わる修正で、SkipSelf を用いた構成での挙動が期待どおりになります。
platform-server: SSR まわりの修正
サーバーサイドレンダリング向けの修正が含まれます(d20a379583)。SSR 構成での安定性に寄与します。
EOL / サポート状況
| サイクル | 最新バージョン | EOL |
|---|---|---|
| 22 | 22.1.6 | 2028-06-30 |
| 21 | 21.2.23 | 2027-06-30 |
| 20 | 20.3.31 | 2026-11-28 |
| 19 | 19.2.25 | 2026-05-19 (EOL済) |
| 18 | 18.2.14 | 2025-11-21 (EOL済) |
22 / 21 は長期にサポートされます。20 系は 2026-11-28 に EOL を迎えるため、20 系で運用中の場合は 21 / 22 系への移行計画をおすすめします。19 / 18 はすでに EOL 済みで、セキュリティ更新が提供されません。
開発者への影響
@forの track 式に関数を使っている場合: 未呼び出し track 関数チェックの誤検知が解消され、不要なビルド警告がなくなります。SkipSelfを使った DI 構成: 埋め込みビューでの適用範囲が正され、依存解決が期待どおりになります。- CSS
@propertyを使っている場合: コンパイラのネームスペース処理が改善します。 - SSR(platform-server)利用者: サーバーサイドレンダリングの安定性が向上します。
アップデート方法
# 22系の最新パッチへ更新
ng update @angular/core@22 @angular/cli@22
# バージョン確認
ng version
データソース: GitHub Releases API, endoflife.date AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
