つみかさね

【セキュリティ日報】llama.cpp CVSS 10.0の任意書き込みほか 200件

2026-04-28データソース: NVD, OSV, GHSA, JVN

対応判断サマリー

high対応必須
llama.cpp RPC テンソル任意アドレス書き込み
CVE-2024-42479
b3561以降へアップデート
high対応必須
HieCOR Payment Gateway Plugin SQLインジェクション
CVE-2025-52773
プラグインの更新版を確認、未提供なら無効化
high対応必須
Adobe Commerce セッションテイクオーバー(CISA KEV)
CVE-2025-54236
APSB25-88セキュリティアップデートを適用
high対応必須
Zippy プラグイン 任意ファイルアップロード
CVE-2025-52758
プラグインの更新版を確認、未提供なら無効化
high推奨
llama.cpp GGUFライブラリ ヒープオーバーフロー(5件)
CVE-2024-21802
最新バージョンへアップデート
high推奨
Emails Catch All 認証バイパス
CVE-2025-60041
プラグインの更新版を確認
high推奨
WeMusic テーマ PHPオブジェクトインジェクション
CVE-2025-53586
テーマの更新版を確認
high推奨
WP Pipes パストラバーサル
CVE-2025-60227
プラグインの更新版を確認
CVENVDllama.cppWordPressAdobe Commerce脆弱性LLM

NVDで200件のCVEが公開・更新され、うちCritical 4件、High 68件。LLM推論エンジン llama.cpp にCVSS 10.0の任意アドレス書き込み脆弱性(CVE-2024-42479)が最も深刻で、GGUFライブラリ関連のヒープオーバーフローも5件(いずれもCVSS 8.8)同時にスコア更新されています。WordPressプラグイン系が37件以上と大量で、認可不備(CWE-862)が73件と突出しています。

本日の概要

ソース更新件数CriticalHighMediumLow/None
NVD200件4件68件123件5件
OSV0件
GHSA1件1件
MyJVN0件(※)

※ MyJVNは「該当する脆弱性対策情報はありません」のステータス

Critical / High 脆弱性の詳細

CVE-2024-42479 — llama.cpp RPC テンソル任意アドレス書き込み

LLM推論ライブラリ llama.cpp の rpc_tensor 構造体における data ポインタメンバーが安全に検証されておらず、任意のメモリアドレスへの書き込みが可能です。RPCサーバー機能を利用している場合に影響を受けます。

  • CVSSスコア: 10.0(Critical)
  • CWE: CWE-123(Write-what-where Condition)、CWE-787(境界外書き込み)
  • 影響: llama.cpp b3561 より前のバージョン
  • 対策: b3561 以降へアップデート
  • 参考: NVD / GHSA

CVE-2024-21802 / CVE-2024-21825 / CVE-2024-21836 / CVE-2024-23496 / CVE-2024-23605 — llama.cpp GGUFライブラリ ヒープオーバーフロー 5件

llama.cpp の GGUF ファイル解析ライブラリに5件のヒープベースバッファオーバーフロー脆弱性が存在します。影響を受ける関数は info->neGGUF_TYPE_ARRAY/STRING パーサーheader.n_tensorsgguf_fread_strheader.n_kv です。細工された .gguf ファイルを読み込むことでコード実行につながる可能性があります。

CVE-2025-52773 — HieCOR Payment Gateway Plugin SQLインジェクション

WordPress向け決済プラグイン「HieCOR Payment Gateway Plugin」にSQLインジェクション脆弱性が存在します。データベースへの不正アクセスにつながる可能性があります。

  • CVSSスコア: 9.3(Critical)
  • CWE: CWE-89(SQLインジェクション)
  • 影響: HieCOR Payment Gateway Plugin 1.5.11 以前
  • 対策: プラグインの更新版を確認、未提供の場合は無効化を検討
  • 参考: NVD

CVE-2025-54236 — Adobe Commerce セッションテイクオーバー(CISA KEV)

Adobe Commerce(Magento)に入力検証不備によるセッションテイクオーバー脆弱性。CISA KEVに追加済みで、実際の悪用が確認されています。前日に引き続きスコア更新されています。

  • CVSSスコア: 9.1(Critical)
  • CWE: CWE-20(不適切な入力検証)
  • 影響: Adobe Commerce 2.4.9-alpha2、2.4.8-p2、2.4.7-p7、2.4.6-p12、2.4.5-p14、2.4.4-p15 以前
  • 対策: Adobeセキュリティアップデート(APSB25-88)を適用
  • 参考: NVD / Adobe Advisory

CVE-2025-52758 — Zippy プラグイン 任意ファイルアップロード

WordPress向けプラグイン「Zippy」に危険なファイルタイプの無制限アップロード脆弱性。Webシェル等の配置に悪用される可能性があります。

  • CVSSスコア: 9.1(Critical)
  • CWE: CWE-434(危険なファイルタイプの無制限アップロード)
  • 影響: Zippy 1.7.0 以前
  • 対策: プラグインの更新版を確認、未提供の場合は無効化を検討
  • 参考: NVD

CVE-2025-60041 — Emails Catch All 認証バイパス

WordPress向けプラグイン「Emails Catch All」にパスワードリカバリー機能を悪用した認証バイパス脆弱性が存在します。

  • CVSSスコア: 8.8(High)
  • CWE: CWE-288(代替パスによる認証バイパス)
  • 影響: Emails Catch All 3.5.3 以前
  • 対策: プラグインの更新版を確認
  • 参考: NVD

CVE-2025-53586 — WeMusic テーマ PHPオブジェクトインジェクション

WordPress向けテーマ「WeMusic」に信頼されないデータのデシリアライゼーションによるPHPオブジェクトインジェクション脆弱性が存在します。

  • CVSSスコア: 8.8(High)
  • CWE: CWE-502(信頼されないデータのデシリアライゼーション)
  • 影響: WeMusic 1.9.1 以前
  • 対策: テーマの更新版を確認
  • 参考: NVD

その他の注目脆弱性

  • CVE-2025-60227 WP Pipes — パストラバーサルによる任意ファイル削除(CVSS 8.6)
  • CVE-2025-60239 CoSchool LMS — ブラインドSQLインジェクション(CVSS 8.5)
  • CVE-2025-60190 Immocaster — PHPローカルファイルインクルージョン(CVSS 8.1)
  • CVE-2025-60197 Simple Contact Forms — PHPローカルファイルインクルージョン(CVSS 8.1)
  • CVE-2025-60199 InHype テーマ — PHPローカルファイルインクルージョン(CVSS 8.1)

CWE 傾向分析

本日の200件で目立つ脆弱性タイプは以下のとおりです。WordPressプラグイン/テーマの認可不備が全体の3分の1以上を占めています。

CWE件数概要
CWE-86273件認可の欠如(Missing Authorization)
CWE-7941件クロスサイトスクリプティング(XSS)
CWE-35226件クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)
CWE-9824件PHPリモートファイルインクルージョン
CWE-7876件境界外書き込み

GHSA 情報

GHSA-5wfc-hjrc-gq87 — hjson スタック枯渇

Java向けHjsonライブラリ(org.hjson:hjson)にスタック枯渇脆弱性。深くネストされた入力によりDoSが発生する可能性があります。2023年公開の既知CVE(CVE-2023-34620)で、修正版は未提供です。

  • 影響: org.hjson:hjson(Maven)
  • 参考: NVD

JVN 日本語情報

本日のMyJVNデータでは新規の脆弱性対策情報はありませんでした。

まとめ

本日はCritical 4件、High 68件の計200件。最大の注目はllama.cppで、CVSS 10.0の任意アドレス書き込み(CVE-2024-42479)に加え、GGUFファイル解析のヒープオーバーフロー5件がまとめてスコア更新されています。LLM推論にllama.cppを利用している場合は最新版へのアップデートを推奨します。Adobe Commerce(CVE-2025-54236)は引き続きCISA KEV登録済みのため、Magento利用者は早急な対応を検討してください。WordPress関連は37件以上と大量で、認可不備(CWE-862)が73件と突出しており、プラグイン/テーマの定期的な更新と不要なものの無効化が重要です。


データソース: NVD (NIST), OSV (Google), GitHub Advisory Database, JVN iPedia (IPA/JPCERT/CC) AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。

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データソース: NVD API 2.0 (NIST), OSV (Google), GitHub Advisory Database, JVN iPedia (IPA/JPCERT/CC)
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AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。