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【セキュリティ日報】AxiosにCVSS 9.9のSSRF脆弱性ほか Critical 15件

2026-04-18データソース: NVD, OSV, GHSA, JVN

対応判断サマリー

high対応必須
Axios NO_PROXYバイパスSSRF
CVE-2025-62718
Axios 1.15.0 / 0.31.0へアップデート
high対応必須
Goコンパイラ ループ変数整数オーバーフロー
CVE-2026-27143
Goの最新パッチバージョンへアップデート
high対応必須
Nginx UI MCP認証バイパス
CVE-2026-33032
パッチ未提供のためアクセス制限を強化
high対応必須
Spring AI SpELインジェクション
CVE-2026-22738
Spring AI 1.0.5 / 1.1.4へアップデート
high対応必須
Apache ActiveMQ Jolokia RCE(KEV登録済み)
CVE-2026-34197
ActiveMQ 5.19.4 / 6.2.3へアップデート
high推奨
GitHub Enterprise Server pushオプションRCE
CVE-2026-3854
GHES最新パッチバージョンへアップデート
high推奨
Helm プラグインパストラバーサル
CVE-2026-35204
Helm 4.1.4へアップデート
CVENVD脆弱性AxiosGoNginx UISpring AIActiveMQ

NVDで906件のCVE更新があり、うちCritical 15件・High 75件です。AxiosのNO_PROXYバイパスによるSSRF(CVSS 9.9)が最も深刻で、npmエコシステムに広く影響します。GoコンパイラやNginx UI、Spring AIにもCVSS 9.8のCriticalが報告されています。GHSAは89件更新(Critical 9件)、MyJVNは3件です。

本日の概要

ソース更新件数CriticalHighMediumLow/None
NVD906件15件75件77件33件
GHSA89件9件34件43件3件
OSV0件
MyJVN3件0件1件1件1件

※ NVD 906件には過去CVEの再スコアリングを含みます。2026年4月公開分は156件です

Critical / High 脆弱性の詳細

CVE-2025-62718 — Axios NO_PROXYバイパスによるSSRF(CVSS 9.9)

Axios 1.15.0 / 0.31.0 未満で、localhost.(末尾ドット)や [::1](IPv6)等のループバックアドレスが NO_PROXY ルールのマッチングをすり抜け、設定済みプロキシを経由してしまう脆弱性です。SSRF攻撃により内部サービスへの不正アクセスにつながります。

  • CVSS: 9.9(Critical)
  • 影響: Axios < 1.15.0 / < 0.31.0
  • 修正: 1.15.0 / 0.31.0
  • 参照: NVD

CVE-2026-27143 — Goコンパイラ ループ変数の整数オーバーフロー(CVSS 9.8)

Goコンパイラにおいてループの誘導変数に対するアンダーフロー・オーバーフローの検査が不十分で、実行時に不正なインデックスアクセスが発生しメモリ破壊につながる脆弱性です。

CVE-2026-33032 — Nginx UI MCP認証バイパスによるサービス乗っ取り(CVSS 9.8)

Nginx UI 2.3.5以前のMCP統合で、/mcp_messageエンドポイントに認証が適用されていません。デフォルトのIPホワイトリストが空のため全アクセスが許可され、認証なしでnginx設定の変更・再起動が可能です。パッチ未提供のため回避策の適用を推奨します。

  • CVSS: 9.8(Critical)
  • 影響: Nginx UI ≤ 2.3.5
  • 修正: パッチ未提供(2026年4月18日時点)
  • 参照: NVD / GHSA-h6c2-x2m2-mwhf

CVE-2026-22738 — Spring AI SimpleVectorStore SpELインジェクション(CVSS 9.8)

Spring AI の SimpleVectorStore で、ユーザー入力がフィルター式のキーとして使用される際にSpELインジェクションが可能です。任意コード実行につながります。

CVE-2026-34197 — Apache ActiveMQ Jolokia経由コードインジェクション(CVSS 8.8)

Apache ActiveMQ Classic のJolokia JMX-HTTPブリッジを悪用し、認証済み攻撃者がリモートSpring XML設定のロードを通じて任意コード実行が可能です。CISA KEV(既知の悪用済み脆弱性)に登録済みのため、早急な対応を推奨します。

  • CVSS: 8.8(High)
  • 影響: ActiveMQ < 5.19.4, 6.0.0〜6.2.2
  • 修正: 5.19.4 / 6.2.3
  • 参照: NVD / CISA KEV

CVE-2026-3854 — GitHub Enterprise Server pushオプション経由RCE(CVSS 8.8)

GitHub Enterprise Serverで、git pushオプション値が内部サービスヘッダーに適切にサニタイズされず組み込まれる脆弱性です。リポジトリへのpush権限を持つ攻撃者がメタデータフィールドを注入しRCEが可能です。

  • CVSS: 8.8(High)
  • 影響: GHES 3.14〜3.19(修正前)
  • 修正: 3.14.25, 3.15.20, 3.16.16, 3.17.13, 3.18.7, 3.19.4
  • 参照: NVD

CVE-2026-35204 — Helm プラグインインストール時のパストラバーサル(CVSS 8.6)

Helm 4.0.0〜4.1.3で、悪意のあるプラグインのplugin.yamlにパストラバーサルを含めることで任意のファイルシステム位置に書き込みが可能です。

その他の注目 Critical / High

CVE概要CVSS
CVE-2025-57735Apache Airflow ログアウト時JWT未無効化9.1(Critical)
CVE-2026-5187wolfSSL DecodeObjectId ヒープOOB書き込み9.8(Critical)
CVE-2026-40088PraisonAI コマンドインジェクション9.6(Critical)
CVE-2026-27140Go SWIG cgoコード密輸8.8(High)
CVE-2026-32316jq 整数オーバーフローによるヒープ破壊8.2(High)
CVE-2026-20039Cisco ASA/FTD VPN DoS8.6(High)

エコシステム別サマリー

エコシステム件数主な内容
Maven11件+Spring AI SpELインジェクション / ActiveMQ RCE / Bouncy Castle / Hibernate
NuGet6件.NET / .NET Framework DoS(CVE-2026-33116, CVE-2026-26171)
npm数件Axios SSRF(CVSS 9.9) / simple-git
Go数件Goコンパイラ メモリ破壊 / Helm パストラバーサル / Go SWIG
PyPI数件PraisonAI コマンドインジェクション / Airflow JWT / Unfurl
RubyGems2件http gem 情報漏洩(古いCVE更新)

GHSAではMaven系のBouncy Castle(CVE-2025-14813, Critical)やWordPressプラグインのバックドア(CVE-2026-6443, Critical)、Veeam製品の脆弱性(CVE-2026-21708, Critical)なども更新されています。

JVN 日本語情報

JVNDB-2026-000057 — CubeCart 複数の脆弱性(CVSS 7.2)

CubeCart にOSコマンドインジェクション(CVE-2026-21719)、SQLインジェクション(CVE-2026-34018)、パストラバーサル(CVE-2026-35496)の3件の脆弱性が報告されています。CVSS 7.2(High)で、CubeCart利用者は最新版へのアップデートを推奨します。

JVNDB-2026-000056 — Arcserve UDP Console リダイレクト脆弱性

Arcserve UDP Consoleに通信チャネルの接続先指定の不備(CWE-941)による脆弱性が存在します。CVSS 6.3(Medium)。

JVNDB-2026-011472 — オムロン UPS管理アプリ DLL読み込み脆弱性

オムロン製UPS管理アプリケーションにDLL検索パスの問題(CWE-427)があり、同一ディレクトリの特定DLLを読み込む可能性があります。

まとめ

本日はCritical 15件と多く、特にAxios(CVSS 9.9)のNO_PROXYバイパスはnpmの利用範囲を考えると影響が広いため、1.15.0への早期アップデートを推奨します。GoコンパイラのCVE-2026-27143(9.8)もGo開発者全般に影響するため要確認です。Apache ActiveMQ(CVE-2026-34197)はCISA KEVに登録されており、実際の悪用が確認されているため優先度の高い対応が必要です。Nginx UIのMCP認証バイパス(CVE-2026-33032)はパッチ未提供のため、Nginx UIを公開環境で使用している場合はアクセス制限の強化を検討してください。


データソース: NVD (NIST), OSV (Google), GitHub Advisory Database, JVN iPedia (IPA/JPCERT/CC) AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。

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データソース: NVD API 2.0 (NIST), OSV (Google), GitHub Advisory Database, JVN iPedia (IPA/JPCERT/CC)
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AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。