つみかさね

【セキュリティ日報】SGLang・Pi-holeにCVSS 9.8ほか 200件

2026-04-08データソース: NVD, OSV, GHSA, JVN

対応判断サマリー

high対応必須
SGLang マルチモーダル生成モジュール RCE
CVE-2026-3059
v0.5.10以降へアップデート
high対応必須
SGLang 分離モジュール RCE
CVE-2026-3060
v0.5.10以降へアップデート
high対応必須
Pi-hole Admin OSコマンドインジェクション
CVE-2026-33765
v6.0以降へアップデート
high対応必須
Mbed TLS SSL コンテキスト メモリ破壊
CVE-2026-34877
最新バージョンへアップデート
high対応必須
Mbed TLS TLS 1.3 クライアント偽装
CVE-2026-34873
最新バージョンへアップデート
high対応必須
jsonpath npm 任意コード実行
CVE-2026-1615
v1.3.0以降へアップデート
high対応必須
OpenClaw 権限昇格
CVE-2026-33579
2026.3.28以降へアップデート
high対応必須
OpenViking 認証バイパス
CVE-2026-22207
root_api_keyの設定確認と最新版へアップデート
high推奨
Lodash _.template コードインジェクション
CVE-2026-4800
variableオプションの使用を確認
high対応必須
Adobe Commerce セッション乗っ取り(CISA KEV)
CVE-2025-54236
最新セキュリティパッチの適用
CVENVD脆弱性SGLangPi-holeMbed TLSSveltejsonpath

本日は NVD で 200件 の CVE が 公開・更新 されました。Critical 14件、High 65件 で、AI / LLM フレームワーク の SGLang に pickle デシリアライゼーション 経由 の RCE が 2件(CVSS 9.8)、Pi-hole 管理画面 に OS コマンドインジェクション(CVSS 9.8)、Mbed TLS に 3件 の 脆弱性 が 報告 されています。

本日の概要

指標数値
新規・更新CVE200件
Critical (9.0+)14件
High (7.0-8.9)65件
Medium (4.0-6.9)83件
Low (0-3.9)38件
OSV (npm)5件

Critical / High 脆弱性の詳細

SGLang LLM フレームワーク — Critical 2件 + High 1件

AI / LLM 推論フレームワーク SGLang に pickle デシリアライゼーション 経由 の リモートコード実行 が 3件 報告 されています。いずれも 認証 なし で 攻撃 可能 です。

CVE IDCVSS脆弱性の種類
CVE-2026-30599.8マルチモーダル生成モジュール の ZMQ ブローカー 経由 RCE
CVE-2026-30609.8エンコーダー 並列分離 モジュール 経由 RCE
CVE-2026-39897.8replay_request_dump.py の pickle.load()

CVE-2026-3059CVE-2026-3060 は いずれも pickle.loads() を 認証 なし で 使用 している ため、ネットワーク 経由 で 任意 コード 実行 が 可能 です。v0.5.10 で 修正済み です。SGLang を 本番環境 で 利用 している 場合 は 早急 な アップデート を 推奨 します。

CVE-2026-33765 — Pi-hole Admin Interface OS コマンドインジェクション(CVSS 9.8)

Pi-hole 管理画面 の savesettings.php$_POST['webtheme'] パラメータ が サニタイズ されず に exec() に 渡され、sudo 権限 で 実行 されます。root 権限 での 任意 コマンド 実行 が 可能 です。

  • CWE: CWE-78(OS コマンドインジェクション)
  • 修正: v6.0 以降
  • 参照: GHSA-828h-5x96-rqx7

Mbed TLS — Critical 2件 + High 1件

TLS 実装ライブラリ Mbed TLS に 3件 の 脆弱性 が 報告 されています。暗号 基盤 の 脆弱性 として 影響範囲 が 広い ため、組み込み / IoT 環境 では 早め の 確認 を 推奨 します。

CVE IDCVSS影響バージョン概要
CVE-2026-348779.82.19.0〜4.0.0シリアライズ SSL コンテキスト の 不十分 な 保護
CVE-2026-348739.13.5.0〜4.0.0TLS 1.3 セッション再開 時 の クライアント偽装
CVE-2026-348767.53.xmbedtls_ccm_finish() の 範囲外読み取り

CVE-2026-34877 は シリアライズ された SSL コンテキスト 構造体 を 改変 する こと で メモリ破壊 が 発生 し、任意 コード 実行 が 可能 です。CVE-2026-34873 は TLS 1.3 の セッション 再開 時 に クライアント 偽装 が 可能 な 問題 です。

CVE-2026-1615 — jsonpath npm パッケージ 任意コード実行(CVSS 9.8)

npm パッケージ jsonpath の 1.3.0 より 前 の バージョン で、ユーザー 入力 の JSONPath 式 が static-eval モジュール を 介して 安全 でなく 評価 されます。Node.js 環境 での RCE、ブラウザ 環境 での XSS に つながります。.query.nodes.paths.value.parent.apply の 全メソッド が 影響 を 受けます。

  • CWE: CWE-94(コードインジェクション)
  • 修正: v1.3.0 以降
  • 参照: Snyk Advisory

CVE-2026-33579 — OpenClaw 権限昇格(CVSS 9.9)

OpenClaw 2026.3.28 より 前 の バージョン で、/pair approve コマンドパス が 呼び出し元 の スコープ を 検証 しない ため、ペアリング 権限 のみ の ユーザー が admin スコープ を 含む デバイスリクエスト を 承認 可能 です。

Endian Firewall — OS コマンドインジェクション 7件(CVSS 8.8)

Endian Firewall の 複数 の CGI エンドポイント で DATE パラメータ を 介した OS コマンドインジェクション が 7件 報告 されています。すべて 同じ パターン の 脆弱性 です。

CVE ID対象エンドポイント
CVE-2026-34791logs_proxy.cgi
CVE-2026-34792logs_clamav.cgi
CVE-2026-34793logs_firewall.cgi
CVE-2026-34794logs_ids.cgi
CVE-2026-34795logs_log.cgi
CVE-2026-34796logs_openvpn.cgi
CVE-2026-34797logs_smtp.cgi

その他 の Critical 脆弱性

CVE IDCVSSソフトウェア概要
CVE-2026-222079.8OpenVikingroot_api_key 未設定 時 の 認証バイパス
CVE-2026-15799.8MAVLink/PX4署名 未有効 時 の 無認証 シェルアクセス(CISA ICS アドバイザリ)
CVE-2026-310279.8TOTOlink A3600RrootSsid パラメータ の バッファオーバーフロー
CVE-2026-302859.8Zoraファイルインポート に よる 任意 ファイル 上書き
CVE-2026-253719.3Lumise (WP)ブラインド SQL インジェクション
CVE-2025-542369.1Adobe Commerce入力検証不備(CISA KEV 掲載、前日 から 継続)
CVE-2026-258589.1macrozheng mallOTP 応答漏洩 に よる パスワードリセット

注目 の High 脆弱性

CVE IDCVSSソフトウェア概要
CVE-2026-48008.1Lodash_.template の コードインジェクション
CVE-2026-339498.1TinaCMSパストラバーサル で 任意 ファイル 読み取り
CVE-2026-36928.8Progress Flowmonレポート生成 時 の コマンドインジェクション
CVE-2026-333738.8Zimbra (ZCS)認証トークン の CSRF 保護欠如
CVE-2026-41018.1IBM Verify認証バイパス
CVE-2026-44377.5glibcgethostbyaddr の 範囲外読み取り
CVE-2026-40467.5glibciconv() の アサーション 失敗 クラッシュ

エコシステム別サマリー(npm)

OSV データ では npm エコシステム で 5件 の 脆弱性 が 報告 されています。

Svelte SSR — XSS / HTML インジェクション 4件

Svelte の サーバーサイドレンダリング に XSS / HTML インジェクション 関連 の 脆弱性 が 4件 報告 されています。いずれも SSR 時 の み 影響 し、クライアントサイド レンダリング は 影響 を 受けません。

アドバイザリCVE概要修正バージョン
GHSA-crpf-4hrx-3jrpCVE-2026-27125スプレッド属性 で プロトタイプチェーン の 継承プロパティ を 列挙5.51.5
GHSA-f7gr-6p89-r883CVE-2026-27121スプレッド構文 で イベントハンドラ が SSR 出力 に 含まれる XSS5.51.5
GHSA-m56q-vw4c-c2cpCVE-2026-27122svelte:element の タグ名 未検証 に よる HTML インジェクション5.51.5
GHSA-phwv-c562-gvmhCVE-2026-27901contenteditable bind の エスケープ不備 に よる XSS5.53.5

Svelte で SSR を 利用 している 場合 は v5.53.5 以降 への アップデート を 推奨 します。

CVE-2025-59472 — Next.js PPR DoS

Next.js の Partial Prerendering (PPR) 有効 時 に、PPR resume エンドポイント が 未認証 の POST リクエスト を 受け付け、メモリ枯渇 に よる サーバー クラッシュ が 可能 です。

  • 修正: v16.1.5 / v15.6.0-canary.61 以降

JVN 日本語情報

本日 の MyJVN データ では 該当 する 脆弱性対策情報 は ありませんでした。

まとめ

本日は Critical 14件、High 65件 の CVE が 報告 されています。SGLang(AI / LLM フレームワーク)に pickle デシリアライゼーション 経由 の RCE が 2件(CVSS 9.8)あり、AI インフラ を 運用 している チーム は 早急 な 対応 を 推奨 します。Pi-hole 管理画面 の OS コマンドインジェクション(CVSS 9.8)は root 権限 で の 実行 と なる ため 影響 が 大きく、v6.0 以降 への アップデート を 検討 してください。

Mbed TLS に 3件 の 脆弱性 が 集中 しており、組み込み / IoT デバイス での 影響 に 注意 が 必要 です。npm エコシステム では Svelte の SSR 関連 XSS 4件 と Next.js の PPR DoS が 報告 されています。CWE 別 では XSS(42件)と OS コマンドインジェクション(19件)が 上位 を 占めており、入力 サニタイズ の 徹底 が 引き続き 重要 です。


データソース: NVD (NIST), OSV (Google), GitHub Advisory Database, JVN iPedia (IPA/JPCERT/CC) AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。

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データソース: NVD API 2.0 (NIST), OSV (Google), GitHub Advisory Database, JVN iPedia (IPA/JPCERT/CC)
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