概要
Firefox ESR および Thunderbird の WebRTC コンポーネントに深刻な脆弱性が発見されました。WebRTC はブラウザ間でのリアルタイム通信(音声・映像通話、画面共有など)を実現するための技術であり、多くのウェブアプリケーションで利用されています。
この脆弱性はコードインジェクション(CWE-94)に分類され、攻撃者が細工されたWebRTCセッションを通じて任意のコードを実行できる可能性があります。CVSSスコアは9.8(Critical)と非常に高く、ネットワーク経由で攻撃可能かつ特権やユーザー操作が不要なため、早急な対応が必要です。
Mozilla はこの脆弱性を Firefox ESR 140.10.2 および Thunderbird 140.10.2 で修正しています。
CVSSベクトル
| 指標 | 値 |
|---|---|
| CVSSスコア | 9.8 |
| 深刻度 | Critical |
| CWE | CWE-94 (コードインジェクション) |
| 攻撃元区分 | ネットワーク |
| 攻撃条件の複雑さ | 低 |
| 必要な特権レベル | 不要 |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | ベンダー | 影響バージョン |
|---|---|---|
| Firefox ESR | Mozilla | 140.10.2 より前のバージョン |
| Thunderbird | Mozilla | 140.10.2 より前のバージョン |
修正バージョンと回避策
- 修正バージョン: Firefox ESR 140.10.2 および Thunderbird 140.10.2 にアップデートしてください
- 回避策: アップデートが即座に適用できない場合、WebRTC を使用するウェブサイトへのアクセスを制限することを検討してください
about:configでmedia.peerconnection.enabledをfalseに設定することで WebRTC を一時的に無効化できます(ただし音声・映像通話機能が使用不可になります)
関連リンク
データソース: NVD (NIST) AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
