30秒で判断
- 対応すべき人: IPv6マルチキャストを利用するLinuxシステムの運用者
- 対応不要な人: IPv6マルチキャストを利用していない/修正が取り込まれたカーネルへ更新済み
- 確認: 利用中の Linux kernel のバージョンが修正版(各stableカーネルの修正版)以降かを確認
概要
Linux kernel のIPv6マルチキャスト(MLD)クエリ処理(net/ipv6/mcast.c)で、マルチキャストグループアドレスへのポインタが pskb_may_pull() によるskbヘッダ再確保後に再読み込みされずに参照され、use-after-freeが発生します。修正では、パケットを最初に解析した時点でグループアドレスをコピーするようになっています。
CVSSスコアは 8.8(high)で、深刻度の高い脆弱性です。影響を受ける場合は、修正版へのアップデートを推奨します。
CVSSベクトル
| 項目 | 値 |
|---|---|
| CVSSスコア | 8.8(high) |
| 深刻度 | HIGH |
| CWE | CWE-416 |
| ベクトル(概要) | AV:A/AC:L/PR:N/UI:N/S:U |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | ベンダー | 影響バージョン |
|---|---|---|
| Linux kernel | Linux | stable系の修正取り込み前 |
修正バージョンと回避策
修正版は 各stableカーネルの修正版 です。影響を受けるバージョンを利用している場合は、アップデートを推奨します。すぐにアップデートできない場合は、影響を受ける機能の露出範囲(ネットワーク到達性・権限)を最小化する回避策を検討してください。
関連リンク
対応の要否
本脆弱性の想定影響対象は「IPv6マルチキャストを利用するLinuxシステムの運用者」で、影響範囲は「限定的」と評価しています。CWE分類は CWE-416 です。対応が必要かどうかは、冒頭『30秒で判断』に挙げた対応不要な人の条件に該当するかで判断してください。該当しない場合は、修正版(各stableカーネルの修正版)へのアップデートを計画のうえ、影響機能の露出範囲(ネットワーク到達性や権限)を合わせて確認することを推奨します。
データソース: NVD (NIST), OSV (Google), GitHub Advisory Database, JVN iPedia (IPA/JPCERT/CC) AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
