概要
Linux カーネルの nfnetlink_queue モジュールにおいて、全キュー間でグローバルなハッシュテーブルを共有していることで、並列処理時に KASAN(Kernel Address Sanitizer)が検出する slab-use-after-free クラッシュが発生する脆弱性です(CWE-416)。
nf_queue_entry は kfree() で解放されますが、並列 CPU が当該エントリを依然としてリストウォーク中の場合に問題が発生します。修正は各キューごとにハッシュテーブルを独立させることで解決されています。
BUG: KASAN: slab-use-after-free in nfqnl_recv_verdict+0x11ac/0x15e0 [nfnetlink_queue]
nfqnl_recv_verdict+0x11ac/0x15e0 [nfnetlink_queue]
nfnetlink_rcv_msg+0x46a/0x930
CVSSベクトル
| 項目 | 値 |
|---|---|
| CVSS バージョン | 3.1 |
| 攻撃経路(AV) | ローカル |
| 攻撃の複雑さ(AC) | 低 |
| 必要な権限(PR) | 低 |
| ユーザーインタラクション(UI) | 不要 |
| 機密性への影響(C) | 高 |
| 完全性への影響(I) | 高 |
| 可用性への影響(A) | 高 |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | ベンダー | 影響バージョン |
|---|---|---|
| Linux カーネル | kernel.org | 修正コミット適用前のバージョン |
修正バージョンと回避策
修正コミット:
ディストリビューション提供のカーネルアップデートを適用してください。
関連リンク
データソース: NVD (NIST) AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
