概要
Linux kernel の暗号サブシステムの authencesn(Authenticated Encryption with Extended Sequence Number)モジュールにおいて、out-of-place 復号処理時に hiseq(上位シーケンス番号)の配置が誤る脆弱性が存在します。
authencesn は IPsec の ESP(Encapsulating Security Payload)で使用される暗号アルゴリズムで、Extended Sequence Number(ESN)をサポートしています。入力バッファと出力バッファが異なる out-of-place モードで復号を行う際、hiseq データの読み取り位置が正しく計算されず、不正なメモリ領域からデータを読み込みます。
この脆弱性により、IPsec 通信の処理中にカーネルクラッシュやメモリ破壊が発生する可能性があります。
CVSSベクトル
| 指標 | 値 |
|---|---|
| CVSSスコア | 7.8 |
| 深刻度 | High |
| CWE | 未分類 |
| 攻撃元区分 | ローカル |
| 攻撃条件の複雑さ | 低 |
| 必要な特権レベル | 低 |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | ベンダー | 影響バージョン |
|---|---|---|
| Linux kernel (crypto/authencesn) | Linux | 修正前の全バージョン |
修正バージョンと回避策
- カーネルを最新の安定版へアップデートしてください
- IPsec で authencesn を使用していない場合は影響は限定的です
- IPsec VPN を運用している環境では早急なアップデートを推奨します
関連リンク
データソース: NVD (NIST) AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
