概要
Linux kernel の MPTCP(Multipath TCP)サブシステムにおいて、MSG_PEEK と MSG_WAITALL フラグを同時に指定した recv() 呼び出しでソフトロックアップが発生する脆弱性が存在します。
この問題は、MSG_PEEK フラグによりデータがキューから消費されないにもかかわらず、MSG_WAITALL フラグにより要求サイズ分のデータ受信を待ち続けることに起因します。これにより、無限ループが発生してカーネルのソフトロックアップ検知が作動し、システムの応答不能(DoS)状態に陥ります。
MPTCP を使用するネットワークアプリケーションを実行するシステムが影響を受けます。
CVSSベクトル
| 項目 | 値 |
|---|---|
| CVSSスコア | 7.5 |
| 深刻度 | High |
| CWE | CWE-835 (無限ループ) |
| 攻撃元区分 | ネットワーク |
| 攻撃条件の複雑さ | 低 |
| 必要な特権レベル | なし |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | ベンダー | 影響バージョン |
|---|---|---|
| Linux kernel | Linux | 修正パッチ適用前のバージョン |
修正バージョンと回避策
- 修正バージョン: カーネル最新安定版へアップデート
- 回避策: MPTCP の無効化(sysctl net.mptcp.enabled=0)
関連リンク
データソース: NVD (NIST) AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
