概要
Apache MINA の ObjectSerializationCodec において、信頼できないデータのデシリアライゼーションに起因するリモートコード実行(RCE)脆弱性が再び確認されました。本脆弱性は、同一の脆弱性クラスに対する3度目の修正です。
最初の脆弱性 CVE-2024-52046(CVSS 10.0)は Apache MINA の ObjectSerializationCodec が受信データを無制限にデシリアライズする問題として報告され、修正パッチが提供されました。しかし、その修正が不完全であることが判明し、CVE-2026-41409 として2度目の修正が行われました。今回の CVE-2026-42778 は、CVE-2026-41409 の修正もまた不完全であったことを示しており、攻撃者が依然として修正をバイパスし、悪意のあるシリアライズされたオブジェクトを通じて任意のコードを実行できる状態にありました。
同一の脆弱性が3度にわたり修正されている事実は、デシリアライゼーション攻撃の根本的な対策の難しさを示しています。本脆弱性は CWE-502(信頼できないデータのデシリアライゼーション)に分類され、認証なしでリモートから悪用可能であるため、影響を受けるバージョンを使用している環境では最優先でアップデートを実施してください。
CVSSベクトル
| 指標 | 値 |
|---|---|
| CVSSスコア | 9.8 |
| 深刻度 | Critical |
| CWE | CWE-502 (信頼できないデータのデシリアライゼーション) |
| 攻撃元区分 | ネットワーク |
| 攻撃条件の複雑さ | 低 |
| 必要な特権レベル | 不要 |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | ベンダー | 影響バージョン |
|---|---|---|
| mina-core | Apache Software Foundation | < 2.1.12 |
| mina-core | Apache Software Foundation | < 2.2.7 |
修正バージョンと回避策
- 修正バージョン: Apache MINA 2.1.12 または 2.2.7 にアップデートしてください
- 回避策: ObjectSerializationCodec を使用している場合は、信頼できないネットワークからのアクセスを制限してください。可能であれば ObjectSerializationCodec の使用を避け、JSON や Protocol Buffers など安全なシリアライゼーション方式への移行を検討してください
- 確認事項: CVE-2024-52046 または CVE-2026-41409 の修正として以前のバージョンに更新済みの場合でも、本脆弱性の修正バージョンへの再アップデートが必要です
関連リンク
データソース: NVD (NIST), GitHub Advisory Database AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
