概要
gnutlsのDatagram Transport Layer Security(DTLS)実装において、パケット再整列ロジックに問題が発見された(CVE-2026-42009)。
DTLSはパケットの順序が保証されないUDP上でTLSを実現するプロトコルであり、受信したパケットをシーケンス番号で並べ替える処理が必要となる。このコンパレータ関数が、シーケンス番号の重複するパケットを正しく処理できず、未定義の動作(undefined behavior)につながる状態だった。
リモートの攻撃者が細工した重複シーケンス番号を持つパケットを送信することで、gnutlsを使用するサービスのクラッシュや不安定な動作を引き起こし、サービス拒否(DoS)につながる可能性がある。
CVSSベクトル
| 項目 | 値 |
|---|---|
| CVSSスコア | 7.5(High) |
| ベクトル | CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H |
| CWE | CWE-475(APIへの入力に対する未定義の動作) |
| 攻撃元区分(AV) | ネットワーク |
| 攻撃条件の複雑さ(AC) | 低 |
| 必要な特権レベル(PR) | 不要 |
| ユーザー関与(UI) | 不要 |
| スコープ(S) | 変更なし |
| 機密性への影響(C) | なし |
| 完全性への影響(I) | なし |
| 可用性への影響(A) | 高 |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | ベンダー | 影響バージョン |
|---|---|---|
| gnutls | GnuTLS Project / Red Hat | 詳細はRed Hat Bugzillaを参照 |
修正バージョンと回避策
- 修正: gnutls最新版へアップデートすることを推奨
- 参照: Red Hat Security Advisory および Red Hat Bugzilla #2467279 で詳細を確認
- DTLSを使用していない環境では実質的な影響を受けにくいが、gnutlsのアップデート自体は推奨
関連リンク
データソース: NVD (NIST), Red Hat Security
AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
