概要
Apache CloudStack の Proxmox 拡張機能に、クロステナントの不正アクセスを可能にする深刻な脆弱性が発見されました。
この脆弱性は、CloudStack インスタンスと Proxmox 仮想マシンを紐付けるために使用される proxmox_vmid というユーザー編集可能なインスタンス設定の不適切な使用に起因します。この値はテナント所有権に対する制限や検証が行われておらず、さらに Proxmox の VM ID は予測可能です。そのため、権限のない攻撃者がこの設定を変更し、他のアカウントに属する VM を参照することが可能です。
これにより、対象の仮想マシンの起動、停止、破棄を含む完全な制御権を不正に取得できます。マルチテナント環境においてテナント分離が破壊されるため、影響は甚大です。
CVSSベクトル
| 指標 | 値 |
|---|---|
| CVSSスコア | 9.1 |
| 深刻度 | Critical |
| CWE | CWE-200 (情報漏洩) |
| 攻撃元区分 | ネットワーク |
| 攻撃条件の複雑さ | 低 |
| 必要な特権レベル | 低 |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | ベンダー | 影響バージョン |
|---|---|---|
| Apache CloudStack | Apache Software Foundation | 4.21.0.0 〜 4.22.0.0 |
修正バージョンと回避策
- 修正バージョン: Apache CloudStack v4.22.0.1 にアップデートしてください
- 回避策:
proxmox_vmidをuser.vm.denied.detailsグローバル設定に追加することで、ユーザーによるこの値の変更を制限できます - Proxmox 拡張を使用しているマルチテナント環境では、既存の
proxmox_vmid設定の整合性を確認し、不正な紐付けがないか監査してください
関連リンク
データソース: NVD (NIST) AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
