30秒で判断
- 対応すべき人: vLLM 0.8.3〜0.14.1未満をマルチモーダル(画像入力)エンドポイントで運用している方
- 対応不要な人: vLLMを使用していない、または0.14.1以降へ更新済みの方
- 確認コマンド:
pip show vllm | grep Version
概要
vLLMは大規模言語モデル(LLM)の推論・サービング基盤です。0.8.3から0.14.1より前のバージョンでは、マルチモーダルエンドポイントに不正な画像を送るとPIL(Pillow)がエラーを送出し、そのエラーメッセージがそのままクライアントに返されることでヒープアドレスが漏えいします。
このアドレス漏えいによりASLR(アドレス空間配置のランダム化)が実質的に無効化され、攻撃者の推測範囲が大幅に狭まります。OpenCV/FFmpegのJPEG2000デコーダのヒープオーバーフローと連鎖させることで、リモートコード実行に至る可能性が指摘されています。
CVSSベクトル
| 項目 | 値 |
|---|---|
| CVSSスコア | 9.8 |
| 深刻度 | Critical |
| CWE | CWE-532 (ログへの情報出力), CWE-209 (エラーメッセージによる情報露出) |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | ベンダー | 影響バージョン |
|---|---|---|
| vLLM | vLLM Project | 0.8.3 〜 0.14.1未満 |
修正バージョンと回避策
- 修正バージョン: vLLM 0.14.1以降へアップデート
- 回避策: マルチモーダルエンドポイントを外部に公開しない、エラー詳細をクライアントに返さないよう前段でフィルタする
関連リンク
データソース: NVD (NIST) AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
