Oracle HTTP Server / WebLogic Proxy Plug-in の認証不要リモート侵害(CVE-2026-21962)
30秒で判断
- 対応すべき人: Oracle Fusion Middleware の WebLogic Server Proxy Plug-in(Apache HTTP Server 向け/IIS 向け)を利用し、バージョン 12.2.1.4.0 / 14.1.1.0.0 / 14.1.2.0.0 を使用している環境
- 対応不要な人: WebLogic Server Proxy Plug-in を利用していない/2026年1月の Oracle Critical Patch Update(CPU)を適用済みの環境
- 確認コマンド: リバースプロキシ構成の
mod_weblogic(Apache)または ISAPI フィルタ(IIS)の導入有無と Fusion Middleware のパッチ適用状況を確認 - 深刻度: CVSS 10.0(Critical)。CISA の KEV(Known Exploited Vulnerabilities)カタログに掲載され、悪用が確認されています。PoC も公開されています
概要
CVE-2026-21962 は、Oracle Fusion Middleware の Oracle HTTP Server / Oracle WebLogic Server Proxy Plug-in(コンポーネント: Apache HTTP Server 向けおよび IIS 向けの WebLogic Server Proxy Plug-in)に存在する不適切なアクセス制御(CWE-284)の脆弱性です。
認証されていないリモートの攻撃者が、ネットワーク経由の HTTP アクセスだけで Oracle HTTP Server / WebLogic Server Proxy Plug-in を侵害できます。攻撃条件が容易(AC:L、PR:N、UI:N)なうえ、影響範囲が該当コンポーネントを越えて拡大する スコープ変更(S:C) を伴うため、CVSS 3.1 ベーススコアは最大値の 10.0 となっています。成功すると、アクセス可能な重要データの不正な作成・削除・改ざん、および全データへの不正アクセスに至り得ます。
CISA の KEV カタログに登録されており、実環境での悪用が確認されています。認証を必要とせずリモートから侵害できる点、Web 層の入口に位置するプラグインである点から、優先度は最上位です。
CVSSベクトル
| 指標 | 値 | 意味 |
|---|---|---|
| Attack Vector (AV) | N(Network) | ネットワーク経由で攻撃可能 |
| Attack Complexity (AC) | L(Low) | 攻撃条件が容易 |
| Privileges Required (PR) | N(None) | 権限不要 |
| User Interaction (UI) | N(None) | ユーザー操作不要 |
| Scope (S) | C(Changed) | 影響が他コンポーネントへ波及 |
| Confidentiality (C) | H(High) | 機密性への影響大 |
| Integrity (I) | H(High) | 完全性への影響大 |
| Availability (A) | N(None) | 可用性への直接影響なし |
ベクトル: CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:N(Base Score 10.0)
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | コンポーネント | 影響バージョン |
|---|---|---|
| Oracle Fusion Middleware | WebLogic Server Proxy Plug-in for Apache HTTP Server | 12.2.1.4.0 / 14.1.1.0.0 / 14.1.2.0.0 |
| Oracle Fusion Middleware | WebLogic Server Proxy Plug-in for IIS | 12.2.1.4.0 のみ |
修正バージョンと回避策
- 2026年1月の Oracle Critical Patch Update(CPU Jan 2026) で修正が提供されています。Oracle のセキュリティアラート(
cpujan2026.html)に従い、該当パッチを適用してください。 - 即時のパッチ適用が難しい場合は、当該プラグイン経由の外部公開を一時的に制限し、WAF やアクセス制御で入口を保護することを検討してください。KEV 掲載・悪用確認済みのため、暫定対応であっても露出低減を優先することを推奨します。
関連リンク
- NVD - CVE-2026-21962
- Oracle Critical Patch Update Advisory - January 2026
- CISA Known Exploited Vulnerabilities Catalog
データソース: NVD (NIST), CISA KEV AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
