30秒で判断
- 対応すべき人: Ray 2.52.0 未満を開発用途で利用しており、Ray のダッシュボード等がブラウザから到達可能な状態の利用者
- 対応不要な人: Ray を使っていない、または 2.52.0 以降を使用中の場合
- 確認コマンド:
pip show rayで導入バージョンを確認
概要
Ray は AI コンピュートエンジンです。2.52.0 未満のバージョンでは、ブラウザ経由の攻撃に対する防御が User-Agent ヘッダーが Mozilla で始まるかの判定のみに依存しており、不十分でした。fetch 仕様上 User-Agent は改変可能なため、DNS リバインディング攻撃と組み合わせることで、Ray を実行している開発者が悪意あるサイトを閲覧したり、悪意ある広告(マルバタイジング)を表示しただけでリモートコード実行(RCE) に至り得ます。
本脆弱性は CISA KEV(Known Exploited Vulnerabilities:既知の悪用脆弱性)カタログに登録 されており、実際の悪用が確認されています。優先的な対応が必要です。
CVSSベクトル
| 項目 | 値 |
|---|---|
| CVSS スコア | 8.8(High) |
| 攻撃元区分(AV) | ネットワーク |
| 攻撃条件の複雑さ(AC) | 低 |
| 必要な特権(PR) | 不要 |
| ユーザー関与(UI) | 要 |
| CWE | CWE-94(Code Injection)、CWE-352(CSRF) |
影響を受けるソフトウェア
| 製品 | ベンダー | 影響バージョン | 修正バージョン |
|---|---|---|---|
| Ray | ray-project | < 2.52.0 | 2.52.0 |
修正バージョンと回避策
- 修正: Ray 2.52.0 以降へアップデート
- 回避策: Ray のダッシュボード/エンドポイントをネットワークから到達可能な状態で起動しない。ローカルホストへバインドし、外部からアクセスさせない
- 確認方法:
pip show rayでバージョンを確認
関連リンク
データソース: NVD (NIST), GitHub Advisory Database, CISA KEV AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
