30秒で判断
- 対応すべき人: Terraform Enterprise / HCP Terraform に対して実行時にファイルをアップロードしている利用者(
.terraformignoreで除外制御しているチーム)。 - 対応不要な人: TFE / HCP Terraform を利用しておらず、
.terraformignoreによるアップロード除外に依存していないチーム。1.15系以外の運用で影響範囲外の場合も対応は任意です。 - 確認コマンド:
terraform version
この変更が意味すること
Terraform v1.15.9 は、セキュリティ緩和とバグ修正を含むメンテナンスリリースです。最大のポイントは CVE-2026-14978 の緩和で、.terraformignore による除外が正しく効かず、意図しないファイルが Terraform Enterprise / HCP Terraform へアップロードされ得る問題に対処しています。
あわせて、子モジュールの検証が修正され、validate コマンドが list / import / backend / cloud ブロックの無効な記述に対して正しく診断を出すようになりました。
主な変更点
CVE-2026-14978 の緩和(NOTES)
go-slug を v0.18.3 に更新しました。これは Unicode 正規化の問題により、.terraformignore で除外したはずのファイルが、実行時に Terraform Enterprise / HCP Terraform へのアップロードから正しく除外されない恐れに対処するものです(#39036)。
子モジュール検証の修正(BUG FIXES)
子モジュールの検証が修正され、list / import / backend / cloud ブロックの無効な記述に対して、validate がエラーや警告の診断を出すようになりました(#38994)。
EOL / サポート状況
| バージョン | 状態 | EOL日 |
|---|---|---|
| 1.15 | サポート中 | 未定 |
| 1.14 | サポート中 | 未定 |
| 1.13 | EOL | 2026-04-29 |
| 1.12 | EOL | 2025-11-19 |
| 1.11 | EOL | 2025-08-20 |
開発者への影響
- TFE / HCP Terraform 利用者は、
.terraformignoreの除外が意図どおり効くよう 1.15.9 への更新を推奨します。 validateの挙動が厳格化されたため、これまで検出されなかった子モジュールの記述ミスがエラー/警告として顕在化する可能性があります。CI でのterraform validate結果を確認してください。- ローカル実行のみで TFE / HCP を使っていないチームは、緩和の緊急度は下がります。
アップデート方法
# tfenv を利用している場合
tfenv install 1.15.9
tfenv use 1.15.9
# バイナリ差し替え後に確認
terraform version
terraform validate
データソース: GitHub Releases API, endoflife.date, npm Registry, PyPI AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
