この変更が意味すること
Terraform v1.15.1 がリリースされました。v1.15.0 で発生していた複数のバグを修正するパッチリリースです。
特に、data や ephemeral ライフサイクルブロック内の無効な action_trigger でクラッシュする問題と、-backend-config フラグ利用時のバリデーション互換性問題が修正されています。v1.15.0 にアップグレード後にこれらの問題に遭遇している場合はアップデートを推奨します。
主な変更点
action_trigger ブロックでのクラッシュ修正
data または ephemeral ライフサイクルブロック内に無効な action_trigger ネストブロックがある場合にクラッシュする問題が修正されました。
Issue: #38402
backend ブロック検証の緩和
backend ブロック内の属性バリデーションが -backend-config フラグを使用するワークフローと非互換だったため、このバリデーションが削除されました。-backend-config で動的にバックエンド設定を注入するパターンが再び正常に動作します。
Issue: #38466
init 時の non-const 変数チェック修正
terraform init 実行時に non-const 変数チェックが不正に発動する問題が修正されました。
Issue: #38470
terraform output -raw の警告抑制
terraform output -raw 実行時に不要な警告が表示される問題が修正されました。スクリプトやCI/CDパイプラインで出力を利用している場合に影響する改善です。
Issue: #38487
cloud backend の未宣言変数値を無視
クラウドバックエンド利用時に、未宣言の変数値がエラーになる問題が修正されました。Terraform Cloud / HCP Terraform との互換性が改善されています。
Issue: #38490
types モジュールのパニック修正
展開されたインスタンスがない types モジュールでパニックが発生する問題が修正されました。
Issue: #38491
init 時の unknown provider function エラー修正
terraform init 実行時に "unknown provider function" エラーが発生する問題が修正されました。
Issue: #38472
EOL / サポート状況
| サイクル | 最新バージョン | ステータス | EOL |
|---|---|---|---|
| 1.15 | 1.15.1 | アクティブ | - |
| 1.14 | 1.14.9 | アクティブ | - |
| 1.13 | 1.13.5 | アクティブ | - |
| 1.12 | 1.12.2 | EOL | 2025-11-19 |
| 1.11 | 1.11.4 | EOL | 2025-08-20 |
Terraform 1.12 以前は EOL 済みです。1.13 以降へのアップグレードを推奨します。
開発者への影響
- v1.15.0 で action_trigger のクラッシュに遭遇した方: 修正済みのためアップデートで解消されます
- -backend-config フラグを利用している方: バリデーション互換性の問題が解消されます
- CI/CD で terraform output -raw を利用している方: 不要な警告が出なくなります
- Terraform Cloud / HCP Terraform 利用者: 未宣言変数のハンドリングが改善されます
アップデート方法
# tfenv を使用している場合
tfenv install 1.15.1
tfenv use 1.15.1
# 直接ダウンロード
# https://releases.hashicorp.com/terraform/1.15.1/
# バージョン確認
terraform version
データソース: GitHub Releases API, endoflife.date AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
