30秒で判断
- 対応すべき人: Laravel 12系・13系を利用しており、S3の名前付き認証情報プロバイダーやCloud IAMディスク、キューワーカーのスティッキー接続管理を使う方
- 対応不要な人: Laravelを使用していない方、該当機能(S3カスタム認証・キューのスティッキー接続)を利用していない方
- 確認コマンド:
php artisan --version(またはcomposer show laravel/framework)で現在のバージョンを確認
この変更が意味すること
Laravel 13.36.0は、12.x系・13.x系の両ブランチに対する機能追加とバグ修正を含むリリースです。破壊的変更の記載はなく、S3関連の認証拡張とキュー処理の改善が中心です。
パイプライン上はmajor扱いで記録されていますが、実際の内容は両ブランチ内の通常のアップデートであり、Laravelのメジャーバージョン自体が上がったわけではありません。12系・13系を利用しているプロジェクトであれば、通常のアップデートサイクルで取り込む価値があります。
主な変更点
名前付きS3認証情報プロバイダーとCloud IAMディスクのサポート
S3互換ストレージで、名前付き認証情報プロバイダーおよびCloud IAMディスクを利用できるようになりました。マルチクラウド・マルチアカウント環境での認証設定がしやすくなります。
ワーカーのタイムアウト終了コードを到達可能に
ワーカーがタイムアウトした際の終了コードを、呼び出し元から取得できるようになりました。
クエリ関連の不具合に対応
クエリビルダー周りの不具合が修正されています。
デフォルトキュー設定へのバックグラウンド接続追加(13.x)
13.xのデフォルトキュー設定にバックグラウンド接続が追加されました。
キューワーカーがジョブ間でスティッキー接続をフラッシュ可能に(13.x)
ジョブ実行間でスティッキー接続を明示的にフラッシュできるようになり、長時間稼働するワーカーでの接続管理がしやすくなります。
その他
EncodedParameterのバックポート(12.x)- 設定された
$echoFormatに応じて異なるキャッシュファイルを生成(12.x) TestResponse::$streamedContentのdocblockでnullを許容(13.x)
EOL / サポート状況
| バージョン | ステータス | EOL |
|---|---|---|
| 13 | active | 2028-03-17 |
| 12 | active | 2027-02-24 |
| 11 | eol | 2026-03-12 |
| 10 | eol | 2025-02-04 |
| 9 | eol | 2024-02-06 |
13系は2028年3月まで、12系は2027年2月まで長期的にサポートされます。11系以前はすでにEOLのため、利用中の場合はアップグレードを検討してください。
開発者への影響
- S3の名前付き認証情報プロバイダーにより、マルチクラウド・マルチアカウント構成での認証管理が柔軟になります
- キューワーカーのスティッキー接続フラッシュにより、長時間稼働ワーカーでの接続管理がしやすくなります
- 破壊的変更はないため、12系・13系内でのアップデート負荷は小さい見込みです
アップデート方法
composer update laravel/framework
アップデート後は php artisan test などでアプリケーションの動作を確認してください。
データソース: GitHub Releases API, endoflife.date AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
