30秒で判断
- 対応すべき人: コンテナプロセスの umask をホスト側で制御したい人 / デフォルトの AppArmor プロファイルを組織ポリシーに合わせたい人 / awslogs でサービス名やCloudWatchエンティティ属性を付けたい人
- 対応不要な人: Docker を使っていない、または 29.7 系で現状の挙動に不満がない人。破壊的変更はないため急ぐ必要はありません
- 確認コマンド:
docker version/docker --version
この変更が意味すること
Docker 29.8.0 は 29.7 系からの機能追加リリースです。目玉は、これまでコンテナ内のデフォルト設定に依存していた umask をホスト側から明示的に指定できるようになった点です。コンテナが生成するファイルのパーミッションを組織のセキュリティ要件に合わせたい場面で有効です。
加えて、デーモン側でデフォルトのAppArmorプロファイルテンプレートを設定可能になり、コンテナのセキュリティプロファイル管理がしやすくなりました。ログ運用面でも awslogs ドライバが拡張されています。
破壊的変更は告知されていないため、既存環境からの移行リスクは低い更新です。
主な変更点
コンテナ umask の指定(--umask)
HostConfig.Umask オプションと、docker create/docker run の --umask <octal> フラグが追加されました。コンテナのメインプロセス・exec・healthcheck に適用される umask を8進数で指定できます。
awslogs ロギングドライバの拡張
awslogs ドライバから出力するログに、サービス名・環境・カスタムCloudWatchエンティティ属性を付与できるようになりました。CloudWatch上でのログの整理・検索がしやすくなります。
AppArmorプロファイルテンプレート(セキュリティ)
デーモン側でデフォルトのコンテナAppArmorプロファイルテンプレートを設定できるようになりました。組織のセキュリティポリシーに沿ったプロファイルを標準適用できます。
EOL / サポート状況
| バージョン | 状態 | EOL日 |
|---|---|---|
| 29 | サポート中 | 未定 |
| 28 | EOL | 2026-05-13 |
| 27 | EOL | 2025-05-03 |
開発者への影響
- umask をコンテナ側で強制していたワークアラウンド(entrypointでの
umask呼び出し等)を、標準フラグに置き換えられます。 - AppArmorプロファイルの標準化により、セキュリティ基準の統一がしやすくなります。
- awslogs 利用環境では、ログのメタデータ設計を見直す好機です。
アップデート方法
# パッケージ経由(例: apt)
sudo apt-get update && sudo apt-get install docker-ce docker-ce-cli
# バージョン確認
docker version
データソース: GitHub Releases API, endoflife.date AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
