つみかさね

【リリース日報】Docker v29.4.3 CVEリグレッション修正・Angular 19 EOL残り7日ほか4件

2026-05-12データソース: GitHub Releases, endoflife.date, npm, PyPI
Major
2
Minor
0
Patch
0
Prerelease
2

対応判断サマリー

high対応必須
Docker v29.4.3 CVE-2026-31431 リグレッション修正
docker-29.4.3
v29.4.3へ即時アップデート(特に32ビット環境)
high対応必須
Next.js v16.2.6 セキュリティ修正(High x6)継続
nextjs-16.2.6
v16.2.6へ即時アップデート
high対応必須
Nuxt v4.4.5 パフォーマンス改善+バグ修正
nuxt-4.4.5
テスト環境でv4.4.5へのアップデートを検証
low任意
Vite create-vite@9.0.7 スキャフォールディング更新
vite-create-vite-9.0.7
新規プロジェクト作成時に自動適用
DockerNuxtNext.jsViteAngularCVEEOLリリース

本日は監視対象リポジトリのうち 4件 でリリースが確認されました。Docker v29.4.3CVE-2026-31431 修正 が最大の注目点です。v29.4.2 で発生した32ビットプログラムのリグレッションが解消されています。また Angular 19 の EOL まで残り7日 です。

リリースサマリー

フレームワークバージョンタイプカテゴリ
Nuxtv4.4.5majorfrontend
Vite (create-vite)@9.0.7majortool
Next.jsv16.2.6prereleasefrontend
Dockerv29.4.3prereleaseinfra

セキュリティ修正(対応推奨)

Docker v29.4.3 — CVE-2026-31431 リグレッション修正

v29.4.2 で導入された広範な socketcall(2) seccomp 拒否ルールが、32ビットプログラムや i386 イメージを壊すリグレッションを引き起こしていました。v29.4.3 ではアプローチを見直し、以下の方式に変更されています:

  • AppArmor: deny network alg ルールで AF_ALG をブロック
  • SELinux: alg_socket ルールで AF_ALG をブロック(selinux-enabled: true が必要)
  • socket(2) と socketcall(2) の両パスをカバーしつつ、正当な32ビットワークロードへの影響を排除

PR: moby/moby#52537

SELinux ベースのシステムでは、daemon.json または --selinux-enabled フラグでの有効化が必要です。デフォルトでは無効のため注意してください。また、デフォルトの AppArmor プロファイルの修正も含まれています。

GitHub: https://github.com/moby/moby/releases/tag/docker-v29.4.3

Next.js v16.2.6 — High 深刻度セキュリティ修正(継続)

前日より引き続きの収録です。Server Components の DoS、Middleware / Proxy バイパスなど High 6件 のセキュリティアドバイザリが修正されています。未適用のプロジェクトは早急にアップデートしてください。

GitHub: https://github.com/vercel/next.js/releases/tag/v16.2.6

その他のリリース

Nuxt v4.4.5 — パフォーマンス改善+バグ修正

Nuxt v4.4 系のパッチリリースです。パフォーマンス改善1件とバグ修正6件以上が含まれています。

パフォーマンス:

  • kit でレイヤールートをキャッシュし、isIgnored の相対パス判定をショートカット化(#35015

主なバグ修正:

  • Vite の clientServerssr: false で正しく解決(#34959
  • / のペイロードルートルールを修正し ssr: true をオーバーライド(#34990
  • プリレンダリング時の再帰レンダリングデッドロックを解消(#34939
  • エントリスタイルがインライン化されている場合に冗長な CSS リンクを削除(#34950
  • suspense の強制再マウントを初回解決後のみに制限(#34949

GitHub: https://github.com/nuxt/nuxt/releases/tag/v4.4.5

Vite create-vite@9.0.7 — スキャフォールディングツール更新

create-vite の 9.0 系パッチリリースです。Vite 本体(8.0.12)のアップデートはありません。既存プロジェクトへの影響はなく、新規プロジェクト作成時に自動的に最新版が使われます。

GitHub: https://github.com/vitejs/vite/releases/tag/create-vite%409.0.7

EOL / サポート期限情報

EOL が近づいているプロダクト

プロダクトバージョンEOL 日残り推奨移行先
Angular192026-05-197日Angular 20 / 21
Node.js25 (Current)2026-06-0120日Node.js 24 LTS / 26
Kubernetes1.332026-06-2847日Kubernetes 1.34+
Spring Boot3.52026-06-3049日Spring Boot 4.0
Nuxt32026-07-3180日Nuxt 4
Rails7.22026-08-0989日Rails 8.0 / 8.1

Angular 19 の EOL まで 残り7日 です。来週月曜(5/19)でセキュリティパッチの提供が終了します。Angular 20(v20.3.20、LTS 対象)または Angular 21(v21.2.12)への移行を今週中に完了させましょう。v19 の最終リリースは 19.2.21 です。

Node.js 25 は Current ラインで、20日後の6月1日に EOL を迎えます。LTS の Node.js 24(v24.15.0)または最新の Node.js 26(v26.1.0)への移行を検討してください。Node.js 26 は5月5日にリリースされたばかりで、10月に LTS へ昇格予定です。

直近で EOL を迎えたプロダクト

プロダクトバージョンEOL 日経過推奨移行先
Tailwind CSS4.22026-05-084日経過Tailwind CSS 4.3
Terraform1.132026-04-2913日経過Terraform 1.14 / 1.15
Rust1.942026-04-1626日経過Rust 1.95
Laravel112026-03-1261日経過Laravel 12 / 13

エコシステム動向

npm レジストリの注目動向

パッケージlatest備考
next16.2.6canary: 16.3.0-canary.19
nuxt4.4.53x: 3.21.5(メンテナンス)
@angular/core21.2.12next: 22.0.0-next.12
vite8.0.12previous: 7.3.3
react19.2.6canary: 19.3.0-canary
vue3.5.34beta: 3.6.0-beta.11
svelte5.55.55.x 系安定
tailwindcss4.3.0v3-lts: 3.4.19
TypeScript6.0.3rc: 6.0.1-rc
Prisma7.8.0dev: 7.9.0-dev.4

次期バージョンの動向

プロダクト次期バージョンステージ現在の latest
Angular22.0.0next (22.0.0-next.12)21.2.12
Vue3.6.0beta (3.6.0-beta.11)3.5.34
NestJS12.0.0alpha (12.0.0-alpha.2)11.1.19
React19.3.0canary19.2.6
Next.js16.3.0canary (16.3.0-canary.19)16.2.6
Astro7.0.0alpha (7.0.0-alpha.1)6.3.1

Next.js の canary が 16.3.0-canary.19 に進行中です。

PyPI レジストリ状況

パッケージlatestPython 要件
FastAPI0.136.13.10

まとめ

本日は4件のリリースが確認されました。Docker v29.4.3 の CVE-2026-31431 修正が最も対応優先度が高く、v29.4.2 で32ビットプログラムが壊れるリグレッションが解消されています。32ビットワークロードや i386 イメージを使用している場合は早めにアップデートしましょう。SELinux 環境では selinux-enabled: true の設定が必要な点に注意です。

Next.js v16.2.6 のセキュリティ修正は引き続き最優先対応です。Nuxt v4.4.5 はプリレンダリング時のデッドロック修正が実用的で、SSG を多用するプロジェクトでは恩恵があります。

EOL 面では Angular 19 の残り7日 が最も差し迫っています。今週中に Angular 20 または 21 へのアップグレードを完了させましょう。


データソース: GitHub Releases API, endoflife.date, npm Registry, PyPI AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。

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データソース: GitHub Releases API, endoflife.date, npm Registry, PyPI
AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。