この変更が意味すること
@astrojs/cloudflare@13.5.4 がリリースされました。Astro の Cloudflare デプロイアダプタのパッチアップデートで、vite.optimizeDeps 設定がサーバー環境(SSR・プリレンダー)に転送されない問題が修正されています。
この問題は Vite 6 がクライアント専用として optimizeDeps をスコープするため、アダプタの configEnvironment フックが設定を転送していなかったことが原因です。結果として、.data ファイルなど非標準の拡張子を持つパッケージを使用している場合、dev モードでの依存最適化時に「No loader is configured for '.data' files」などのエラーが発生していました。今回の修正でこの問題が解消されます。
主な変更点
optimizeDeps 設定のSSR/プリレンダー環境への転送
ユーザーが astro.config.mjs で設定した vite.optimizeDeps の以下の項目がサーバー環境でも正しく引き継がれるようになりました。
exclude— 最適化から除外するパッケージinclude— 明示的に最適化に含めるパッケージesbuildOptions.loader— 非標準ファイル拡張子のローダー設定
// astro.config.mjs
export default defineConfig({
vite: {
optimizeDeps: {
// これらの設定がSSR/プリレンダー環境にも転送されるようになった
include: ['my-package'],
esbuildOptions: {
loader: {
'.data': 'text'
}
}
}
},
adapter: cloudflare()
});
PR: #16769
依存関係の更新
@astrojs/underscore-redirects: 1.0.3 に更新
EOL / サポート状況
| パッケージ | 最新バージョン | 備考 |
|---|---|---|
| astro(本体) | 6.3.7 | 現行安定版 |
| @astrojs/cloudflare | 13.5.4 | Cloudflare アダプタ(本リリース) |
| @astrojs/netlify | 7.0.8 | Netlify アダプタ |
Astro のアダプタパッケージは本体と独立してバージョニングされています。@astrojs/cloudflare 13.x は Astro 6.x に対応しています。
開発者への影響
- 非標準ファイル拡張子を持つパッケージを利用している方:
.dataなどのファイルを扱うパッケージで dev モードのエラーが発生していた場合、このアップデートで解消されます vite.optimizeDepsをカスタマイズしている方: SSR/プリレンダー環境でも設定が有効になります- 標準的な構成のみを使用している方: 直接的な影響は少ないですが、安定性向上のためのアップデートを推奨します
アップデート方法
# npm
npm install @astrojs/cloudflare@13.5.4
# yarn
yarn add @astrojs/cloudflare@13.5.4
# pnpm
pnpm add @astrojs/cloudflare@13.5.4
データソース: GitHub Releases API, npm Registry AI解説は Claude API により自動生成されています。正確性については原文をご確認ください。
